名店が『くすのきの天丼』として新しく挑戦するのは天丼。もちろんただの天丼ではない。場所は同じだが、水曜と木曜のランチのみの展開。カウンターに立つのは愛弟子の市原辰也氏。唯一無二と呼ばれるくすのきの天ぷら技術を余す事なく引き継ぎ、満を持して客の前に立ちます。

予約は全て予約サイトの「OMAKASE」からで、金額は一人七千円ほど。天丼の金額で想像すると驚くが、くすのきのコースをぎゅっと凝縮したものと考えれば寧ろ破格といっていい。

前菜はからすみを使ったお料理から始まり、くすのきの天ぷら技術をきっちり受け継いでいることを証明するように「車海老」の天ぷらが続く。

そこから旬の食材の天ぷらを数種類提供し、主役の天丼が登場してまいります。ちなみに、この日は「太刀魚」「菜の花」「山牛蒡」といったラインナップ。

この天丼がまた新しい。天ぷら版のバラちらしと考えると分かりやすい。それぞれの種を別々で揚げるという方法をとります。

そのために同じ時間で火が入るように大きさを調整しているのだとか。車海老、セリ、帆立、しいたけ、白魚などを各々の魅力を個別に楽しめます。

かき揚げだと強制的に味が融合してしまいますからね。ちなみに、もちろん普段使っている一級の食材です。工夫はこれだけではない。ご飯と天ぷらにかけるタレにも変化をもたせる。とろみと塩分濃度を使い分け、それぞれの素材の風味を損なわずに提供してくださいます。

実はミトミえもん天丼が好きではない。だが、そもそも油切れの素晴らしい天ぷらに、バラちらしのように提供すること、タレの工夫など、見事にミトミえもんのハードルをクリアしてくださいました。5月までの期間限定、「OMAKASE」で予約情報をチェックしてみて!ご馳走様です。
1回目の訪問
「「天ぷらの概念よ、さようなら。」@くすのき」
https://blog.33inc.jp/2016/07/08/29863/
2回目の訪問
「極限まで素材と向き合う日本一の天ぷら!!@くすのき」
https://blog.33inc.jp/2016/10/14/29827/
3回目の訪問
「3回目の「くすのき」は河豚三昧!@くすのき」
https://blog.33inc.jp/2017/02/24/24899/
4回目の訪問
「日本一の天ぷら店が東京へやってきた!!@くすのき」
https://blog.33inc.jp/2018/06/14/21905/
5回目の訪問
「二ヶ月連続の訪問!7月初旬のくすのきの主役は「鱧」だ!@くすのき」
https://blog.33inc.jp/2018/07/06/21470/
6回目の訪問
「11月のくすのき。主役はカラスミだ!!@くすのき」
https://blog.33inc.jp/2018/11/28/20354/
7回目の訪問
「2019年、初くすのき!!@くすのき」
https://blog.33inc.jp/2019/01/17/19928/
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