「おいしい」を、
すべての人に。

検索

2018.08.01 夜

2年ぶりに!!やっぱり美味しいね、天晴れ!!@日本料理 晴山

日本料理

浜松町・田町・品川

10000円〜29999円

★★★★★

約2年ぶりの訪問となった日本料理『晴山』。驚いたのは大将の山本さんに「お久しぶりです」と声をかけられたこと。予約困難店となった今でも客の顔をしっかり覚えていることに驚きます。これがプロってやつでしょうか、同い年として見習わなくてはなりません!

さて、まずは先付となる「鱧と焼き茄子のすり流し」から。茄子のトロミが骨切りした鱧の隙間に入り込みます。その骨を揚げたものが食感や味覚にもアクセントになっております。久々の晴山は涼しい一品からスタートです。

椀物は「鮎と冬瓜」のもの。大将の地元である岐阜は郡上の鮎が使われます。向付は「鰹と烏賊」でございます。相変わらずの安定した料理の数々に2年も訪ねなかった後悔が湧き上がってきます。

後悔のピークは稲庭うどんの登場のタイミング。鮑の肝ソースと雲丹を使った、いわば痛風うどんでございます。肝がうどんに絡みつき、うどんのコシの強さが肝や雲丹を楽しむ時間をたっぷり与えてくれます。

お次は鰻。皮目をパリッと火入れされ、その炭火の香りが食欲をそそります。よくタレは何百年継ぎ足しなどと宣伝されますが、その日の用意する晴山のタレはその歴史を凌駕してしまいそうです。

夏は食材的に日本料理は厳しいなどという人もいますが、そんなことは一切ございません。夏には夏の魅力がありますが、晴山はそれをアイデアの力でさらに魅力的なものに仕上げます。1つは夏が旬の万願寺唐辛子の天ぷら、なんと空洞の部分には車海老を詰め込んでおります。揚げ物とは思えないほどレアな食感。これにはきっと天ぷら屋さんもびっくりです。

次の甘鯛の料理では、今度は夏野菜のオクラを調味料として登場させます。細かくカットしたオクラのねっとり感が甘鯛の旨みとばっちり握手しております。

食事は新生姜、これの爽やかな味も夏を楽しませてくれます。

同じ後悔をしないように次の予約はばっちりいただいて帰りましたよ!次回の山登りが今から楽しみです。

1回目の訪問
「「晴山の頂上からみる景色は素晴らしい。」@晴山」
https://blog.33inc.jp/2016/05/29/28766/

日本料理 晴山
03-3451-8320
東京都港区三田2-17-29 グランデ三田 B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131402/13127807/

エリア

ジャンル

価格帯

評価

月別アーカイブ