2018.06.20 夜 やっぱりこの子は天才だ!!@CHIUnE フレンチ 銀座・新橋・有楽町 50000円〜 ★★★★★ やっぱりこの子は天才だ。シェフ古田諭史の『CHIUnE』へ。東京移転からたったの約1年半にして、すでに予約困難店に仲間入り。なんと来年の予約が全て埋まっているのだとか!油断しているうちに来年の予約を逃したどころか、今回が今年初訪問となりました。 地元岐阜県の和良川の鮎からスタート。丸ごと鮎をスープ仕立てにした一品で、鮎らしい味覚を感じさせつつ、非常にクリーミーの味わい。鮎自身が持つ脂が乳化したことでできたクリーミーさなのだとか。一体感について疑う余地がありません。この時期どこのレストランでも鮎をみるが、このアプローチは新鮮で面白い。 原木椎茸の料理でも同じ印象。椎茸は焼くだけで圧倒的な旨味を引き出し、ピュレ状のジャガイモは塩をう使って引き出す。ジャガイモのねっとり感に卵黄が相まって絶品のソースを作り上げております。 定番のビーフンはアスパラ。食感や色味はビーフンと同化しているが、素材の持つ旨味がきっちり主張しています。同じく定番となるコンソメスープもさすがの出来栄えで、香りをしっかりと楽しませてくれます。 メインの魚も肉もさすがのクオリティ。寝かせることで脂を全身にまわした金目鯛は、これ以上ないほどふわふわな食感。自身の脂だけでも十分に味わい深いが、そこに蛤とニンニクの旨味を足しています。 肉は「瓜坊」と「天城黒豚」。瓜坊の脂は半分はカットしているのだとか。非常に筋肉質で食べ応えがあります。 食事はのどぐろの炊き込み御飯。車海老の出汁が調和をとっているのか、脂のしつこさは全くない。ただ高級食材をどーんと乗せるご飯とは一線を画す。 デザートには紹興酒のアイスクリーム。この日にきた牛乳と、この日にきた卵で作っているそうです。 やっぱりこの子は天才だ。今度は1年ぶりなどにならないように、予約状況を注視しておきたいと思います。 — 1回目の訪問「サトシ料理、ついに東京上陸!@CHIUnE」https://blog.33inc.jp/2016/12/29/chiune-2/ 2回目の訪問「2回目のサトシ料理にご満悦!@CHIUnE」https://blog.33inc.jp/2017/05/17/chiune-3/ CHIUnE03-6228-6928東京都中央区銀座1-22-12 マドリガル銀座 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13203796/