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2022.09.03 昼

なんて品の良いスリランカ料理店だろう!@バンダラ ランカ

世界料理(その他)

新宿・代々木・大久保

1000円〜2999円

★★★★☆

まるでヨーロッパの古城のよう!!

新宿区の住宅街にあるスリランカ料理店『バンダラ ランカ (BANDARA LANKA)』の第一印象です。それもそのはず、建物はアートの発信基地として造られたアートコンプレックスセンターなのです。扉をくぐるとオーナーのバンダラさんが、この空間によく似合う品の良い接客で迎えてくれる。経歴を聞けば、日本のラグジュアリーホテルを渡り歩いた経験があるそう。洗練された空間に洗練された接客、なかなか他にこういうスリランカ料理店を見たことがない。

ランチは、スリランカカレープレート一択。

以前はビュッフェ形式だったそうだが、おそらくコロナの影響でしょう。ところで、スリランカカレーの特徴をご存知でしょうか?ワンプレートにお米やカレーやおかずを盛り付け、まぜまぜして食べるスタイルが基本。インドカレーと違って油分が少なく、温暖な気候からココナッツを多用することが特徴です。これがそのランチプレート。

米はおかずとパパドに隠れてますが、おかず12時の方向から時計回りに、レンズ豆のカレー、大根のスパイシー煮込み、ココナッツのサンボル、ココナッツといんげん、スパイシーチキン、ココナッツと南瓜、ケール、キャベツのスパイシー炒め。やっぱり、ココナッツの登場回数が多いですね。それに野菜の登場回数も多い。ご紹介の通り油分も少なく、この上なくヘルシーな食事になっております。

ただココナッツとか、ただ野菜というわけでなく、内容も味付けにもバリエーションがあるのが面白い。スパイスの強さはチキンや大根がひっぱってエッジを作っております。ところどころに和風出汁のようなエッセンスを感じますが、モルディブフィッシュという鮪出汁が使われているそうだ。これだけのエッセンスが集合しているので、食べるために表情が変わっていくのも魅力の1つだ。

スリランカといえば紅茶も有名。食後にはこれも楽しませてくれます。それに合わせてお菓子も登場。そこにもココナッツやスパイスが使われるのはスリランカらしさか。左は花の蜜を使ったプリン、右はココナッツミルクとターメリックを使ったケーキでございます。アフタヌーンティーさながら。やはり、この古城がよく似合う。

バンダラ ランカ
050-5596-7338
東京都新宿区大京町12-9 アートコンプレックスセンター 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13227101/

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