2022.06.04 夜 天才がいた。神楽坂に移転した焼鳥の求道者。@かさ原 焼鳥・焼きとん 四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋 10000円〜29999円 ★★★★★ 広くではなく深く焼鳥を追求する。 神楽坂に移転オープンした『かさ原』の第一印象だ。2016年に神戸で独立、瞬く間に予約困難な焼鳥店として注目を集めた名店でございます。店内は、”厳か”とか”崇高な ”という言葉が似合いそうな空気感。焼き台なども一切見せず、焼鳥を追求し続ける大将の舞台にふさわしい。写真撮影は不可になっているが、お客様とのコミュニーションにフレーム越しのコミュニケーションは必要ない。なぜなら誰しもが納得する美味しい焼鳥がここにあるからだ。 追求するのは火入れなどの技術ばかりではない。髙坂鶏と呼ばれる最高品質の鶏を使い、生産者にこだわった紀州の備長炭を使っている。熟成に強いという素材のポテンシャルを最大限に活かし、熟成香をまとった串達が印象的。刺身はお造りのような繊細さを持ち、大きめのポーションの串達からは旨味がジュースのように爆発する。また、コースの設計も刺身と焼き物だけという潔さも、焼鳥の”深み”を追求するスタイルを感じさせるのでしょう。 写真はないので、以下記憶を頼りにラインナップだけご紹介。 「胸刺身」「肝刺身」「ねぎ身」脂の旨味がしっかり「つくね」ふわふわ且つ弾力あり「かしわ」旨味がギュッと溢れる「皮」立派なサイズ感「ズッキーニ」「レバー」これは1つも2つも抜けてる。「せせり」「ささみ」柔らかいのは当たり前。とろけるような食感は次のステージ。「手羽先」「背肝」タレでごまかさない。素材の味わいだけで勝負できる。「ソリレス」「ふりそで」「焼きおにぎり茶漬け」「親子丼」 — かさ原東京都新宿区東五軒町5-5 2Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13266251/