2016.12.23 夜 魯山人の足跡を追いかけて@あらや滔々庵 ホテル・旅館 加賀・白山 50000円〜 ★★★★☆ 美食家として有名な北大路魯山人と石川県との関係は深い。様々なジャンルで才能を発揮した彼だが、陶芸家としての顔があまりにも有名だ。陶芸家の魯山人が誕生したのがここ石川県の山代温泉。九谷焼の初代須田菁華の窯元を訪ねて作陶に目覚めたのだそうです。 魯山人の足跡を追いかけて、やってきました『あらや滔々庵』。彼をもてなした旅館で彼も食しただろう食材をいただく。これほど贅沢なことはない。旅館に足を踏み入れると魯山人ゆかりの作品達が迎えてくれます。 素敵な温泉を楽しんだあとはいよいよ夕食の時間。石川県は山と海に囲まれた食材の宝庫。素晴らしい素材達を存分に楽しませてくれます。 八寸はそれを象徴するよう。あん肝、なまこ、小柱、サーモン、イワシなどの海の幸。山芋、くわいなどの山の幸。盆の上に並べられた料理達と地酒の「農口」の相性が抜群です。 中でもこの時期の北陸といえばやはり海鮮ですよね。加賀温泉近くの橘立港でとれた新鮮な魚介をお刺身で。本日はバイ貝、金目鯛、鰤、車海老。能登の天然塩でいただきます。「焼き物」ののどぐろもしっかり脂ののっています。 海鮮の中でも楽しみにしていたのはやっぱり蟹!!「お椀」では蟹の真丈をいただき、「酢のもの」では香箱蟹を土佐酢のゼリーといただきます。29日までの蟹漁だそうで、ギリギリセーフでしたね。よかったよかった。 その他の料理。 「先附」胡麻豆腐 煮穴子 小鯛寿司など 「焚合せ」蕪 小松菜 針柚子 「食事」鯛の五目御飯 「水菓子」焼き林檎 苺 熟柿 抹茶アイス 朝食も鰤のしゃぶしゃぶ、鮭の焼き物、あさりの味噌汁など海鮮づくし。朝からついつい三杯もおかわりしちゃいました。 — あらや滔々庵0761-77-0010石川県加賀市山代温泉湯の曲輪https://tabelog.com/ishikawa/A1702/A170201/17001076/