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2021.05.15 昼

中国粥で心と体を癒す。@粥麺楽屋 喜々

中華料理

原宿・表参道・青山

1000円〜2999円

★★★★☆

お粥と麺の専門店『粥麺楽屋 喜々 (カユメンガクヤキキ)』へ。場所は神宮前三丁目の交差点近くにございます。近くを通りかかった人がいれば必ず目につく、昭和ロマンな雰囲気のあるヴィンテージなマンションの一階に店を構えております。看板のフォントなのか、色味なのか、はたまた両方なのかが異国感を感じさせます。提供しているも日本のお粥ではなく、いわゆる中国粥でございます。

中国粥ってどんな粥?

我々に馴染みの深いお粥は、シンプルにこめを水で炊いたもの。味が薄いのがデフォルトで、体調が悪いときの代表のような食べもの。一方の中国粥は、鶏や魚介で出汁をしっかりめにひいた、濃厚な味わいが特徴になっております。「喜々」では、これをさらにトムヤンクン風味に仕上げた「トムヤンクン粥」が一番の人気メニューになっております。

さぁ、いただいてみましょう。

パクチーの存在などがエスニック感を強調してますね。鶏出汁がベースになっており、貝柱の旨味が強く感じられるスープに仕上がっております。化学調味料など使わなくても味の強さは作れる、というお手本のようです。お米はお粥向きの水分量の少ないもにこだわっており、おかげでスープの旨味が米にしっかりと浸透しているようです。

なかなか変化を作るのは難しい料理だが、パクチーの風味はもちろん、胡麻なんかもいい働き。さらに、フライドオニオンが味変に貢献するなど最後まで飽きさせない仕掛けも。

ちなみに、もともとは移動販売で中国粥を販売していたんだとか。ブルーオーシャンを狙った戦略が素晴らしいですね。実はオーナーさん、大手のレコード会社の宣伝担当だった経歴もあるんだとか。場所の選び方、ジャンルの選定、飽きさせない仕掛け、、、などなどなるほど納得でございます。身体に優しく、しかも美味しい。今日のランチにお粥はいかがでしょう?

粥麺楽屋 喜々
050-5595-1177
東京都渋谷区神宮前2-6-6 秀和外苑レジデンス 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13020662/

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