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2025.08.12 夜

新宿の夜景と松阪牛を味わう、贅沢すき焼き体験@松阪牛 よし田

焼肉・肉料理

京王・小田急沿線

10000円〜29999円

★★★★☆

新宿・東京オペラシティタワー53階にある『松阪牛 よし田』。クラシックが静かに流れ、窓の外には大都会の夜景が広がる。老舗時計店が手掛けた上質な空間は、2015年創業ながらも老舗のような落ち着きをまとい、時を忘れさせるほどの佇まい。主役はもちろん松阪牛、今回は「松阪牛コース 椿」を注文。

口開けは「茄子と木の子のお浸し」。茄子のとろける舌触りと木の子の香りを、澄んだ出汁が柔らかくまとめる。

続く「白瓜の和物」は、白瓜の清涼感に明太子の塩味と、いくらの弾ける旨味が重なり、夏の涼味に華やぎを添える。

お造りは「本鮪」「九絵」「生雲丹」「平貝」。赤身の濃厚さ、白身の旨味、雲丹のまろやかさ、貝の甘みと歯応えなどを楽しませる。

そして、いよいよすき焼き。

脂の甘みはしっかり、しかし重さを残さない軽やかなすき焼きだ。銅鍋に葱を敷き、

割下で香ばしさを引き出す。松阪牛ロースをそっと置き、まずは葱と肉だけで味わう。脂は香り高くもすっきりと溶け、肉そのものの旨味が際立つ。次は牛蒡と共に。土の香りと肉のコクが重なり、香りの余韻が長く続く。

油揚げ、焼き豆腐、椎茸で旨味を重ね、蓮根、玉葱、人参、ほうれん草で甘みと食感を添える。具材を少しずつ加えることで、鍋の味は段階的に深まり、最後まで飽きが来ない。

〆は雑炊を選択。ここで加える湯葉が秀逸で、卵のまろやかさと割下の旨味に溶け込み、かさ増しでありながら食感と色味の一体感を生む。薬味には海苔、刻み葱、粉山椒が揃い、ひと匙ごとに味わいが変化する。

甘味は完熟の「網目メロン」と「巨峰」。清々しい甘さで食後を締めくくる。

松阪牛の魅力をまっすぐに引き出しつつ、軽やかに食べ切らせる工夫が随所に光る。新宿の夜景と音楽に包まれ、東京の贅沢を教えてくれる一軒。ご馳走様でした。

松阪牛 よし田
050-5597-4628
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 53階
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131807/13188515/

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