2025.01.14 夜 創業100年超え!?兄弟が守り続ける下関の味覚!@まんなおし 居酒屋・定食 下関 5000円〜9999円 ★★★★☆ 大正7年(1918年)創業の老舗『まんなおし』は、100年以上にわたり地元に愛され続ける名店です。 その店名は、下関の方言で「真ん中」を意味し、炉端焼きの中心である炭火を囲むスタイルを象徴しています。この店を切り盛りしているのは、兄弟の松尾佳朗さんと渉三さん。兄は料理を、弟は焼き物を担当し、二人三脚でなんと50年以上。まさに阿吽の呼吸、この言葉は彼らのためにあるのではないかと思うほど、息の合ったコンビネーションを見せています。 店内はL字型のカウンター席と座敷があり、炉端焼きを目の前で楽しめる特等席になっております。ショーケースには新鮮な魚介類がずらりと並び、「次は何を焼いてもらおうか」と眺めているだけでもワクワクする光景。昭和の趣が漂うこの空間は、地元の人々にとって懐かしさを感じさせるとともに、観光客にとっても特別な体験を提供する場所となっています。 以下に、特におすすめの料理をご紹介します。 「てっさ(ふぐ刺し)」下関名物のふぐ刺しは、薄造りにされた本ふぐの繊細な味わいを堪能できます。新鮮なふぐの旨味が口の中で広がります。 「ウチワエビの素焼き」新鮮なウチワエビをシンプルに素焼きで提供。あっさりとした味わいで、臭みもなく、ポン酢でいただくとその旨味が一層引き立ちます。 「鰻」地焼きながらも柔らかく仕上げられた鰻は、甘辛いタレがたっぷりとかかり、酒が進む逸品です。骨で出汁をとったお吸い物もセットで提供され、鰻の風味を余すことなく楽しめます。 「手羽めんたい」プルンプルンの手羽先に明太子を詰めた一品。ジューシーな鶏肉とピリ辛の明太子が絶妙なハーモニーを奏でます。 「焼きおにぎり」香ばしく焼かれたおにぎりの中には鰹節が入っており、シンプルながらも深い味わいが楽しめます。 「エビフライ」開かれたエビでもプリッとした食感をキープし、細かなパン粉で揚げられています。ケチャップとマヨネーズでいただくスタイルは、どこか懐かしさを感じさせます。 炉端を囲む空間で、兄弟が織りなす息の合ったコンビネーションと、地元の新鮮な食材が生み出す絶品の味わい。この場所こそが下関の食文化の”まんなおし”なのだと実感できるひとときでした。ご馳走様です。 — まんなおし083-234-0987山口県下関市今浦町5-16https://tabelog.com/yamaguchi/A3502/A350201/35000488/