熊本が誇る老舗洋食店！@洋食の店 橋本

熊本が誇る老舗洋食店『洋食の店 橋本』を訪ねます。

その創業は1988年、かつて帝国ホテルでの修行経験もあり、日本でフランス料理を広めた功労者であるムッシュ村上氏の薫陶を受けた人。同店の名物として名高いのはカレーだが、もちろんただのカレー屋でも、街の洋食屋でもない。それでいて、空間は安心感のあるレトロな洋食の雰囲気で、広い店内にはファミリー層の利用が目立ちます。いいお店だ。

さて、それでは名物の「黒毛和牛カツカレー」をご紹介させていただきます。

黒毛和牛のカツ、カレールー、ライスが別々で提供。自分でカツカレーを組み合わせるスタイルになっております。

カツ自体はミディアムレアな火入れで、それだけで成立する旨味たっぷりのお肉。

土鍋に入った熱々のカレーは、野菜と果物が大量に溶け込んでおり、その味わいがビビッドに感じられます。特に果物の酸味が目立つ印象。もちろんスパイスも味を整え、カレーをアップグレードするために活躍しております。これを受け取るバターライスも重要な役割を担っております。

もはや洋食の領域にないのが、雲丹を使った２つのオリジナル料理。

１つは、「うにめし」。

天草産の雲丹をバターライスの上に乗せて、ベーコンで巻く。動物系の旨味の掛け算に雲丹がソースのように足されていきます。飯だけに口溶けの良さもグッド。

１つは、「うにトースト」。

カナッペのようなシルエット。カリっと焼かれた生地の香ばしさと雲丹の風味の相性がいい。およそ街の洋食店のアウトプットではないですね。笑

ご馳走様でした。

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洋食の店 橋本
096-324-1528
熊本県熊本市中央区上通町1-24 ビアーレビル2F
https://tabelog.com/kumamoto/A4301/A430101/43000997/