2024.03.06 夜 久留米が誇る実力派寿司店。@ 鮨 よし田 寿司 久留米・筑後 10000円〜29999円 ★★★★☆ 福岡県久留米市にある寿司店『鮨よし田』を訪ねます。 看板や暖簾などもなく、それがかえって凛とした空気感を作り出します。ひとたび扉をあければ、今度はご主人のお人柄もあって居心地の良い空間が広がる。料理には気を衒ったところはなく、実に本格的な鮨を握る。 客層には職人仲間も多いそうだが、それも料理や寿司の本質を捉えているからでしょう。ちなみに、今回も北九州が誇る日本料理の名店の大将とご一緒させていただきました。笑ネタは九州のものが中心。東京の寿司店にあっても、九州素材が並ぶのは珍しくない。その素材をご当地で味わえるのだから、ここも奇を衒う必要はありません。つまみにおいては、季節がら四番打者クラスの素材が多いが、緩急をつけるのがとてもお上手。見事に日本酒へと誘い、寿司への準備を整えてくれます。 「河豚の白子」裏漉した白子にシャリを合わせて。 「蛸と牡蠣」 「金柑と茶ぶり海鼠」組み合わせの面白さ! 「蛍烏賊ご飯」肝と香ばしさが最強の調味料。 「出汁」鯛の骨を焼いて出汁をとり、仕上げに有明の海苔を加えたもの。ばちこを添えて。 「鰯の海苔巻き」酢締めした鰯を風味の良い海苔で。 握りは、香りの良い赤酢使いのもの。鮪などとの相性は言うまでもないが、ヒラマサの脂や車海老の素材の甘さとも絶妙にマッチするアウトプットになっております。ちなみに、鮪は石司のものだそうだ。職人肌の寿司店が石司を選ぶことが多いのは気のせいだろうか。笑 ラインナップは以下。「鯛」 「アオリイカ」 「ヒラマサ」 「馬糞雲丹」 「車海老」 「中トロ」 「赤身」 「小肌」 「赤貝とひもきゅう巻」 「細魚」 「トロたく巻」 「穴子」 「玉子」 「稲荷」 ご馳走様でした。 — よし田0942-39-3367福岡県久留米市六ツ門町20-10https://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400801/40010507/