あるところは、どんなところ？@あるところ

あるところ、にやってきました。

別に秘密にしようって話じゃありません。今回ご紹介する料理店の屋号が『あるところ』なのです。佐賀県の唐津の繁華街から離れた場所にあり、お店そのものが田舎の風景の１つに。

ちなみに、店名の由来は日本昔話の中にあるようなお店を作りたかったからだとか。築130年の民家を改装したという空間は、まさに日本昔話の世界観の中に没入してしまうのに十分なもの。土間の中に設えたキッチンとテーブルはシームレスな設計で、これがより世界観へと誘う装置になっております。

料理もしっかり世界観の延長にある。素材に誠実なシンプルな料理であり、滋味深く、そして懐かしいのです。舌だけでなく心まで満たしてくれる、そんな料理ばかりが並びます。締めの料理など、思わず笑みがこぼれてしまうことでしょう。

それでは、コースの内容をご紹介してまいりましょう。

「白菜のくたくた煮」一定の塩気と白菜の旨味ばかり。美味い、、、

「めかぶの酢の物」

「真河豚のお造り」ぶりんぶりんの食感。ポン酢にて。

「鯨刺し」癖になる味わい。食感が強いのでずっとその風味が口の中に残る。逆に脂は融点が低く極上の口溶け。

「御椀」胡麻豆腐と菜花。

「鰤の白焼」白焼きとは、何も加えずに焼いたものだが、それでも驚くほどの旨味。調味料は鰤の脂と皮についた炭の香ばしさだけだ。蕪、玉葱、プチヴェール、ブロッコリーなど野菜１つ１つが本当に滋味深い。

「つくしの卵とじ」

「猪鍋」猪のロース肉と芹のお鍋。

「塩むすび」これがあるところの締め料理。なんとシンプルで、なんと懐かしいものか。白菜漬けと。

「塩むすび」２つ目は蕗味噌と海苔で。

「黒糖饅頭」

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あるところ
0955-58-8898
佐賀県唐津市鏡732
https://tabelog.com/saga/A4102/A410201/41005604/