歴史的な建物で、歴史的な鰻を。@竹屋

城下町の時代の名残を残す唐津の街。

今回はそんな街並みにぴったりな老舗の鰻屋をご紹介してまいりましょう。屋号は『竹屋』、もともとは刀研ぎや鞘の細工などを生業としていたそうですが、1877（明治10）年に鰻屋さんに転向したそうです。

四代目が暖簾を切り盛りしております。ちなみに、その建屋も登録有形文化財に指定されており、映画の舞台としても使われたことあることもあるそうだ。

メニューはうな丼とうなぎ定食のみ。ほとんどのお客さんは「うな丼」を頼まれるようで、その数を４から８切れの中から選択する仕組み。ちなみに、これは６切れのうな丼でございます。

いわゆる関西風の地焼きを採用。カリッと香ばしく焼き上げております。中はふわっというよりも、むちっとした食感。ややもすると胃もたれをしそうなほど脂がしっかりのっております。タレも独特な味わいの中にしっかりとした甘さがある。

これを受け止めるご飯の威力もすごい。出汁にくぐらせて米自体にも味を染み込ませているので、ご飯でご飯を食べたくなるようなアウトプットに。これに鰻の脂も加わるのだから、インパクトは大でございます。

ご馳走様でした。

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竹屋
0955-73-3244
佐賀県唐津市中町1884-2
https://tabelog.com/saga/A4102/A410201/41000183/