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2024.02.24 夜

三十の歳の差コラボ!出雲×AGM。@AOYAMA GOURMET MART

イタリアン・ピザ

原宿・表参道・青山

30000円〜49999円

★★★★☆

昨年青山に誕生した日本版グルメマート『AOYAMA GOURMET MART』。

食材の物販とお酒の販売、それに飲食が一体型になった業態だ。物販エリアの奥にはパスタ専門のカウンターがあり、この厨房をあずかるのシェフの久保氏は弱冠22歳。新たな文化の担い手として日々奮闘中でございます。

今回は30歳も年上の、しかも、日本が世界に誇る名古屋の名店「出雲」の大谷重治氏を迎えてのコラボイベントでございます。大谷氏とは長く親交を深めておりますが、彼の凄さの1つはどんな環境や材料でも関係なく、まるで手品師のように素晴らしい料理を作り上げること。

例えば、熱源が焚き火だけだったしても美味しい料理を提供してくれます。アドリブ力は卓越しており、これ以上のコラボレーションというイベントに向いている人もいないかも。笑 

序盤は、久保シェフが中心となり、大谷氏が横でアドバイスをしていく形で進行。

「キャベツのスープ」サヴォイキャベツ、紫キャベツ、芽キャベツ。それぞれが味、彩り、食感にバリエーションを作ります。

「イタリア版よだれ鶏」辛さを青唐辛子とかネギで作るの面白い。

「ふきのとう」素材の青い味わいが最高。

「赤甘鯛」脂をしっかりと閉じ込めて。

「蓮根」金沢市の農園で昔ながらの鍬堀りで収穫した蓮根。芋のようなホクホク感と強い食感が特徴です。

「パスタ」虎河豚と行者ニンニク

「鰆のカツレツ」レアな火入れで素材の味わいをしっかりと残します。

「杏仁ブランマンジェ」苺のスープ

大谷氏が主役として担当したのが、出雲でも定番の熟成牛。ドライとウェットのエイジングを駆使した牛肉にはいつも幸せなため息をつかされます。

そして、最後に紹介するのがシェフというよりも、青山グルメマートと出雲のコラボレーション。ご紹介のとおり、グルメマートでは魅力的な食材の物販があるが、この中からアドリブで料理を作るというのだ。笑

できたのがこのチャーハン。明太子、海苔、ラー油、秋刀魚などなど。後ろに映っているポン菓子までかさ増しに利用されます。やっぱりこの人、天才だ。次回、うちの店でも出雲コラボがあるかも!?笑

ご馳走様でした。

AOYAMA GOURMET MART
03-6388-1400
東京都港区南青山2-10-11 A青山ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13289011/

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