更科系最古参の分店。@神田錦町 更科

藪、砂場と並ぶ江戸三大老舗蕎麦屋の１つ、更科。

その創業は1789年、江戸時代までさかのぼります。今回はその分店である『神田錦町 更科』を訪ねます。分店といっても、創業は1869年（明治2年）のことで、堂々と老舗の風格を漂わせております。その証拠と言わんばかりに暖簾には永坂麻布分店の文字が記されております。

ちなみに、永坂麻布は屋号騒動があって３つの更科系が現存するが、その前から存在した分店ということで、もしかしたら最も更科の血筋を色濃く継いでいるとも言えるのかもしれません。

二色天せいろ、2000円

更科といえば、一番粉を使った白い蕎麦が有名。それに、季節の変わりそばも人気で、その２つが楽しめる二色せいろが名物的なポジション。ちなみに、この季節は春菊切り。出汁のきいたつけ汁も美味で、老舗らしい安定感を誇っております。

天麩羅は、海老、ししとう、茄子、舞茸というラインナップ。天麩羅の衣は厚めだが、カラッとした揚げ上がりで、しっかり素材の味も楽しませます。そしてまた油の風味がまた蕎麦とも合うこと。美味しいです。

ご馳走様でした。

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神田錦町 更科
03-3294-3669
東京都千代田区神田錦町3-14
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13040724/