2024.01.20 昼 別府にあるオシャレカレー!?@TANE カレー 湯布院・別府 1000円〜2999円 ★★★★☆ 別府市駅前本町にあるカレーショップ『TANE (タネ)』を訪ねます。 店内はナチュラルテイストな空間で、漂う空気感のオシャレ度が只者ではない。まるで下北沢のオシャレなカフェに来たかのような雰囲気。センスが際立つのは、空間ばかりでなくもちろんカレーも。シェフは本場インドに何度も足を運んで南インド料理を学んだそうで、俄然期待が高まります。 メニューは、南インドの定食であるミールスを提供。別府ではまだまだミールスの認知度が低いそうで、丁寧に説明をしてくれるが、ある意味でパイオニア的なポジションということが伝わる。基本は野菜や豆だけで作られるベジミールスが主役で、魅力的な野菜の産地である大分と実にマッチしたアプローチだ。ちなみに、ノンベジのメニューも、チキンとマトンの2つが追加で注文可能になっております。 11時から反時計周りに、 「サンバル」スパイスを使ったスープ。完全に味噌汁的ポジションで、野菜の甘みをしっかり感じさせます。「ラッサム」トマトの酸味と黒胡椒の刺激で構成されたスープ。「モール」自家製のヨーグルト「アチャール」インドの漬物。大分の特産品であるカボスで作るのがにくい。強い酸味。「チャトニ」インドのソース「副菜」ジャガイモと豆「エリセリ」ココナッツと南瓜「野菜」青菜。これは苦味を担当。 全ての味わいに個性があり、混ぜて食べればその度に味が変わります。12時の場所にあるチキンカレーと明後日の場所にあるマトンを混ぜれば、たちまちインパクトのある味わいに。両方ともコクがたっぷりなので、その効果をビビッドに感じることができます。もちろん野菜達も魅力的だが、個人的にはこのチキンが優勝。 ちなみに、別府にはカレーショップが多いことはご存知ですか?外国人留学生数が日本一の大学があり、アジアの文化が急激に流入しているらしいです。別府が近いうちに、カレーの街になるかも!?その先駆者として、「TANE」の名前は刻まれることでしょう。 — TANE080-3950-3457大分県別府市駅前本町10-2https://tabelog.com/oita/A4402/A440202/44010543/