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2024.01.12 昼

小倉が誇る日本料理の名店@お料理 佐藤

日本料理

北九州市

10000円〜29999円

★★★★☆

小倉が誇る日本料理の名店『お料理 佐藤』を訪ねます。

大将の佐藤好美氏が30年以上も暖簾を守り続けます。九州産の食材を中心にコースを作り上げ、シンプルながらアイデアのある料理で構成されます。カウンターの一角には囲炉裏があり、そこで調理をする演出と香りも素晴らしい調味料になってくれます。彩り豊かな器も魅力的で、大将のセンスの良さを伝えるツールになっております。

コースのラインナップはこちら。

「先付」蛤の茶碗蒸し。塩気と旨味が強烈な蛤餡の茶碗蒸し。調味料は塩だけというが、十分な旨味を提供してくれます。むしろ柚子でバランスをとるほど強い味わいだ。

「口取」鶴の器に盛り付けられた縁起ものの一皿。数の子の粕漬け、牛蒡の胡麻和え、紅白なます、金箔を重ねます。縁起物ばかりですが、どれもお酒との相性がいい。手前には海鼠と海鼠腸の小鉢。カットが大きくお酒のニーズを刺激します。

「御椀」聖護院大根のすり流しにクエ。出汁の旨味が強いんだろうな、みぞれと合わせてちょうど良いバランスに仕上がります。クエも寝かせてきっちり旨味を引き出してるのがわかる仕上げ。春菊のアクセントもいい。

「御造」虎河豚と鰤。両方とも山口産だが、もはや準地元ってことですね。前者の身の強さと後者の脂のノリに、素材の良さが伝わります。調味料には、ポン酢、醤油、塩昆布の3種類。これを並べた器たちが積み木にみたいに見えますね。笑 素敵。

「柚子釜」例の囲炉裏でじっくり塩焼きした白子と。餡のニュアンスも美味。

「蟹」境港産の松葉蟹を同じく囲炉裏で火入れ。足はシンプルに、胴体は味噌とともに。蟹酢も用意されるが、そのままでも十分な満足感。

「唐墨」味付けを施さぬ聖護院大根に大判の唐墨を重ねて。その塩気だけで食べさせます。この唐墨はふるさと納税などにも提供しているようで、きっと自信のある逸品なのでしょう。

「蕎麦」自然薯たっぷり。

「食事」煮えばなから始めてご飯の違いを楽しませ、銀鱈の西京焼きにお新香などとおかずの種類も楽しませる。そして、これも名物と称される唐墨じゃこでもう一杯。

「菓子」最後も囲炉裏で火入れした煎餅に百合根と小豆を挟んで。

ご馳走様でした。

お料理 佐藤
050-3183-7677
福岡県北九州市小倉北区京町3-5-7 KSKコアビル 1F
https://tabelog.com/fukuoka/A4004/A400401/40000240/

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