2024.01.11 昼 チャーハンが燃えている!?@御膳房 六本木店 中華料理 六本木・麻布・広尾 5000円〜9999円 ★★★★☆ 雲南料理の専門店『御膳房』の六本木店を訪ねております。 銀座にも店舗展開しているが、ここ六本木店が1号店にあたります。雲南料理の専門店を標榜する彼らを人気せしめた名物は、きのこの火鍋。だが、雲南料理の実力はこれだけにとどまらない。広義の意味では四川料理に含まれるが、その中でもユニークな個性を見せてくれます。さっそくご紹介してまいりましょう。 雲南豆腐。 エリアの名前を冠した豆腐料理。基本的には麻婆豆腐のイメージに近く、四川料理のようにしっかりとした辛さを伴う。細かく砕いた豆腐のテクスチャーもあって、辛いスープといった印象を持たせます。豆板醤や辣油が味の基本になっているのだろうが、独特な香辛料の風味がアタックに余韻にと暗躍しております。これが雲南豆腐か。 御膳房ブラック炒飯。 雲南料理なのかは定かではないが、実に個性的なアウトプット。チャーハンが燃えているのだ。白い蓋を開けると、その名の通りの真っ黒の炒飯が目に飛び込んで参ります。周囲に度数の高いアルコールがあり、これに火をつけて目の前で炒飯を燃やしていきます。その火で炒飯になったという演出なのでしょうか。 黒はイカスミによるもので、そのコクとガーリックに豚肉の味わいが一体化しております。風味には周りにあったアルコールの香りも加わり、見た目だけでなく味わいにも個性的なものになっております。イノベーティブのレストランにありそうなアウトプットでございます。 雲南料理のさまざまな魅力に気づかせてくれる人気店。ぜひ、いろいろ試してみて。 — 御膳房 六本木店050-1808-1317東京都港区六本木6-8-15 第2五月ビル 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13001852/