2023.12.22 夜 若鳥の魅力をどこまでも。@若鳥焼き もばら 焼鳥・焼きとん 大井・蒲田 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 大井町にある鶏料理屋『若鳥焼き もばら』を訪ねます。 最近都内では串に刺さない焼鳥である”鶏焼肉”が流行の兆しを見せますが、その中でもアーリーアダプターの1つである五反田の名店「庭つ鷄」のご出身。食鳥処理場の許認可を受けているため、丸鶏を丁寧に解体し、新鮮な素材で鶏を料理していくのが最大の魅力。おかげで、鳥刺しも安心していただけるってものです。 「鶏刺し」ささみ、胸肉、胸肉の漬け ちなみに、屋号が示す”若鳥”とはいわゆるブロイラーのことを指します。地鷄や銘柄鶏よりも下に見られがちだが、むしろその魅力を上手に活かしている印象。それはずばりジューシーさ。肉質の柔らかく脂が乗っているので、地鶏などに比べると、ジューシーさが担保されるのです。さらには、価格が手頃なのでリーズナブルな金額設定につながっております。 「むね柚子胡椒」むね肉はパサパサなんてイメージがあるかもですが、レアな火入れでジューシーすぎる味わい。柚子胡椒が素晴らしいアクセント。 「骨なし手羽おろし醤油」これもやはりジューシー。むしろ脂を抑えるために、おろしと一緒にいただきます。 「もも焼き」皮目はパリパリで、中は柔らかくジューシー。このコントラストも楽しい。やはり脂の強さにつき、酢醤油でバランスを取ります。 「から揚げ」巨大なから揚げはむね肉。かなりレアな火入れだけに、こちらもジューシーさが際立ちます。 ちなみに、屋号が示す”もばら”は千葉県の茂原のこと。大将の地元であり、それにあやかって、地元で人気の名物を同店でも採用しております。それがこれ。 「揚げつくね」これもまたジューシーで、さらに大きなサイズもあって、大きな満足感を作ります。 締めはこれ。 中国の雲南省発祥のミーシェン(米線)を使ったその名もずばり「鶏ミーシェン」。ちなみに、盛岡冷麺のような太めでコシのある麺。スープは鶏白湯かと思ったら、独特の強い酸味のある味わいでした。 その他、料理メモ。 「皮の塩煮込み」 「トルコ風ポテトサラダ」 「かわ」 — 若鳥焼き もばら03-5718-3157東京都品川区大井1-52-2 リシェ大井スカイビュー1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1315/A131501/13230305/