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2023.12.17 昼

北でも南でもない。西インド料理とは?@西インドスパイス ガヤバジ

カレー

上野・浅草・日暮里

1000円〜2999円

★★★☆☆

インド料理を語るとき、まずは北か南かが議論になる。

北は、バターやクリームなどを使った油分のあるカレーを想像するし、南はシャバシャバで酸味や辛味の効いたカレーを想像します。また、主食においては北はナン中心で、南は米食中心なんていう特徴もありますね。さて、そろそろ本題。そういえば、西や東の料理ってどうなんだろうか。西にはインド最大都市のムンバイだってあるわけですからね。

ということで、

浅草にある西インド料理店『西インドスパイス ガヤバジ』にやってきました。

西インドでカレーを意味する「バオバジ」と、西インドご出身の「ガヤ」シェフのお名前で構成されているようです。これは、間違いなく西インドのカレーが食べられそうだ。笑 ちなみに、もともとはカレーの最激戦区の大阪でデビューし、2021年にここ浅草に移転を果たしたそうです。

カレーは三種あり、その数は選べることが可能になっております。

「ガオランチキン」
ガオランとは田舎風という意味だそうで、西インドを知るのに、これはふさわしいカレーと言っていいでしょう。玉ねぎの甘みココナッツの風味が特徴だが、どこか葉っぱぽいニュアンスも感じられます。この正体はパクチーだそうで、特徴的な味わいになっております。

「カラマトン」
カラとは黒という意味で、ココナッツを焦がしたカレーにマトンを合わせたもの。ココナッツの効果か、クリーミーな印象すらあるが、北インドとは違って軽やかな印象。後から後から辛さも押し寄せてくるのだが、ココナッツベースのカレーでは感じたことのない新感覚。確かに、北にも南にもないカレーだ。

「ミサル」
ムング豆のカレー。西インドの伝統的なカレーなんだとか。いわゆるダルのカレーだと甘いイメージが強いが、ガヤさんのダルは甘さと辛さが交互にやってきます。このニュアンスも新感覚。

味変には青唐辛子系の辛さのペーストもあるので、辛さが足りない人はこちらをぜひ。

西インドカレーの特徴を詳細に語るのは難しいが、少なくとも北でも南でも味わったことのない料理でございました。ご馳走様です。

西インドスパイス ガヤバジ
03-4362-8150
東京都台東区西浅草1-6-2
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13255851/

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