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2023.11.14 昼

このラーメン、ミシュラン三つ星級。@Ramen FeeL

ラーメン・つけめん

福生・青梅周辺

1000円〜2999円

★★★★★

飲食は立地がすべてと言われて久しいが、そんな言葉をものともしないラーメン店がある。

2021年創業の『Ramen FeeL』、場所は東京は思えぬ自然豊かな環境が魅力の青梅にございます。都心から車で2時間弱の旅だったが、お釣りが来るほどの体験が待っております。ミシュランの三つ星は、わざわざ訪れる価値のある卓越した料理と定義されるが、その言葉がぴったりと似合う。

人気と実力の高さを証明する事実をいくつかご紹介してまいりましょう。

まずは訪問のハードルの高さ。朝の7時に記帳が始まり、ファストパスの取り合いが始まる。オープン時間にはもうほぼ全ての席が埋まるという人気っぷりだ。周囲に時間を潰す場所もないので、訪問にはなかなかの覚悟が必要です。

もう1つはご主人の出自。今や日本一とも称される湯河原の名店「らぁ麺飯田商店」のご出身で、一番弟子として独立を許されたご主人なのだ。飯田商店も湯河原までわざわざ食べに行かなきゃいけないが、そんなところまで似なくていいのに。笑

メニューは、大きく醤油、塩、つけ麺。連食が許されているので、お腹が許す限り食べまくりましょう。なかなか来れないし。個人的には、これから紹介する2つのラーメンがオススメです。

「雲呑入り醤油らぁ麺」
コクと酸味が絶妙な醤油スープに、表層で煌めく鶏油がインパクトを作ります。鶏の旨味ばかりでなく、昆布や鰹のような違った旨味成分が加わり、何重にもなって身体に浸透していくかのよう。麺は飯田商店のそれにそっくりで、シルクのような柔らかい口当たり。まるで口の中で踊るかのよう。素晴らしい、、、

「FeeLつけ麺(醤油)」
つけ麺には3種類の麺が登場。まずは手前の幅広の麺をいただきます。山葵と土佐醤油と合わせるのはお刺身さながら。シンプルに麺を楽しませるのは、麺への自信の表れといっていいでしょう。他の2つは、中太のストレート麺と全粒粉の中細麺。前者はスープに寄り添うように、後者はスープに新しい風味を加えるかのように、それぞれのアプローチでスープと相対します。

そして、このスープ。これが本日のクライマックスかも。つけ麺らしく塩気が強いのだが、コク深さが衝撃的。多くは鶏油が作っている印象なのだろうが、土台となる旨味アイテムの重ね方が秀逸なのでしょう。ただただめちゃくちゃ美味いっす。

わざわざ訪れる価値のある卓越したラーメンだ。ご馳走様でした。

Ramen FeeL
0428-85-9382
東京都青梅市梅郷4-695-1
https://tabelog.com/tokyo/A1330/A133003/13254631/

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