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2023.11.13 昼

まだハンバーグでやれることがあったのか!@挽肉と米 吉祥寺

焼肉・肉料理

吉祥寺・三鷹・武蔵境

1000円〜2999円

★★★★☆

『挽肉と米』、ここはハンバーグの可能性を切り開いた店だ。

オープンから三年経った今でも、その人気は衰える様子がない。毎朝9時から整理券が配布されるが、連日大行列が作られております。吉祥寺での成功を皮切りに、渋谷、京都、福岡、そして海外にまで店舗を拡大。模倣店も次々に生まれるなど、ある意味でハンバーグの新しい扉を開いたパイオニアなのだ。さっそくその人気の秘密に迫ってみましょう。

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挽肉=炭火焼ハンバーグ、米=炊きたての羽釜ご飯

提供するのは実にシンプルで、まさに挽肉と米のみ。挽きたて、焼きたて、炊きたてに徹底的にこだわったのが成功要因の1つ。しかも、それを視覚的に伝える演出が光る。チームにクリエイティブカンパニーのPOOLの小西氏を迎えたことが大きいのだろう。味だけでなく体験そのものの価値を最大化したのだ。円形のカウンターから、どの席でも挽きたての種を次々に焼き上げる姿を望むことができる。

そして、炊きたてのご飯の存在。つやつやのこだわりご飯はお代わり自由というおまけ付きだ。そして、もう1つ、ハンバーグを置く器の用意がないことがポイント。そう、ハンバーグの定位置はご飯の上なのです。やっちゃいけないことをやれる、これも隠れたヒットの秘訣でしょう。笑

そのまま挽肉と米だけでも美味いが、カスタマイズできる楽しみも魅力の1つだろう。最初は、そのまま牛肉100%の牛の旨味、炭の香り、胡椒たっぷりのスパイスなど、そのままのハンバーグのポテンシャルを確認してみて。お次は、大根おろしを乗せてさっぱりと味変。

最後は生卵を乗せて最強のTKGを作り上げましょう。三杯もご飯をお代わりしたのは何年振りだろう。笑

まだまだ、楽しみはある。何種類もの調味料で味変を楽しむことができ、そのバリエーションの数が再訪の熱を高めるのでしょう。どこまでも完璧なブランディングのハンバーグ店だ。

素晴らしい食体験でした。ご馳走様です。

挽肉と米 吉祥寺
0422-27-2959
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-8-3
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13246332/

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