2023.10.27 夜 仕掛けの面白さが光る、京都の新焼鳥店。@焼鳥 京都橘 焼鳥・焼きとん 京都市 10000円〜29999円 ★★★☆☆ 2021年、京都に誕生した焼鳥店『焼鳥 京都橘』を訪ねます。 京都市役所から程近い新築のビルに入居しております。真新しい白木のカウンターが照明を反射させて、明るくモダンなイメージを作り上げております。 新店舗の最大の魅力は、鶏肉に革命を起こしたとも言われている高坂鶏。和食の世界から焼鳥界に飛び込んだ大将によって、最高級の鶏のたくさんのバリエーションを見せてくれます。 また、最高の素材ばかりに頼ることなく、仕掛けの面白さやフォトジェニックな演出なども織り交ぜる。最もユニークだったのは焼鳥の器の上に置かれた紅心大根。焼鳥から滲み出る旨味やタレをコースの時間中、吸い続けた大根をメニューの最後に折り込みます。旨味のサステナブル! そして、提供する串のプレゼンテーションはフォトジェニックのお手本のよう!ワクワクしますね。 それでは、コースの内容をご覧に入れましょう。素材が良いだけに塩のシンプルな調味が一番好み。だが、引き出しが多いのでしょう、前述の通りにたくさんのバリエーションを見せてくれます。 「おぼろ湯葉」オリーブオイルと塩で調味 「胸肉の昆布締め」お造りは高坂鶏の真骨頂。 「白肝」特にこの白肝はマジで最高ランク。淡雪塩との相性もバッチリです。 「もも肉のたたき」大和橘という柑橘を使った橘胡椒。柚子胡椒的な味わい。屋号にもぴったりな調味料。 「胸肉のねぎ身」皮の脂と香ばしさが胸肉の淡白さを払拭。 「ささみ」 「ハーブサラダ」梶谷農園より。 「すね肉の抱き身」 「もも肉のねぎ巻き」 「銀杏」 「レバーパテ」白肝を贅沢に使ったパテ。 「つくね」塩焼き。レアレアで口溶け良し。香り付けされた藁の風味が口の中を華やかなに通り過ぎます。 「生つくねの手巻き寿司」キャビアを重ねて 「ぼんじり」カリカリになるまで火入れを施す。 「占地」鶏節を散らして。 「手羽先」弾力しっかり。 「筋膜」全体を通してだがタレがかなり甘め。好みの分かれるところかも。 「ラーメン」塩ばかりで調味した品のいい旨味。 「焼きおにぎり」こちらは逆にかなり濃厚なアウトプット。 「柿とシャインマスカット」 — 焼鳥 京都橘075-741-6666京都府京都市中京区押小路通御幸町西入橘町612 バインオークAiina B1Fhttps://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26036590/