2023.10.13 夜 盛り上がれ、東京鶏焼肉。@一鳥目 とり松 焼肉・肉料理 六本木・麻布・広尾 10000円〜29999円 ★★★★☆ 東京では串に刺さない鶏焼肉の文化が流行の兆しをみせている。我らが鳥匠いし井が「鶏焼き肉 囲」を、鳥しきが「鳥焼き 小花」を、長谷川が「飛鳥 くら田」を、そしてうし松が『一鳥目 とり松』をオープンさせている。 値段もコンセプトも出自もバラバラではあるが東京の鶏焼肉文化の流行の兆しを感じずにはいられません。どんどん盛り上がれ、東京鶏焼肉。 改めて、とり松の話。 焼肉激戦区の西麻布にて成功をおさめた「うし松」の新業態。屋号は、もちろん麻布十番一丁目から来ているが、南青山の人気焼鳥店の「七鳥目」と同じニュアンスを感じます。なんでも店主である川名氏の焼きの技術に感動し、それ以来アドバイスをもらっている縁があるそうです。牛のプロフェッショナルが新業態に挑戦するのに、なんとも心強いパートナーを得ております。 もちろん、うし松のイズムも全力で感じます。うし松では縛りタンが代名詞だが、とり松では縛りつくねが登場する。 鴨の生ハムでつくねを巻きつけ、さらにネギを紐にして縛りあげております。蓮根なんかをしのばせることで、歯応えのテクスチャーに工夫があるのも面白い。 きっとまたSNSを席巻することでしょう。 単調な鶏の焼肉ではなく、鶏を料理に昇華しようと試みのある構成。鶏自体もシンプルに塩で食べさせたかと思えば、たれや味噌に漬けるなどバリエーションを増やすことにも余念がない。鶏料理をアップグレードしようという意志を感じます。 コースのラインナップはこちら。 「鶏焼売スープ」地鷄のスープに浮かぶ鶏の焼売。 「鶏たく手巻き」 「軟骨の唐揚げ」特製ダレの甘い香り。中華風のアウトプット。 「厳選鶏焼肉(塩)」むね、もも 「厳選鶏焼肉(たれ)」せせり、砂肝「厳選鶏焼肉(味噌)」ささみ、ハツ 「とり松ドリドル」マックでも馴染みのやつ!可愛らしいアウトプットだこと。 「親子丼」七鳥目直伝の食事 「そぼろ丼」七鳥目直伝の食事 「一口冷麺」これもうし松の要素を濃く残した一品 「こだわり卵のクレームブリュレ」 一緒に盛り上げていきましょう!ご馳走様でした。 — 一鳥目 とり松050-5590-6660東京都港区麻布十番1-5-13 ニュー高雄ハイツ 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13289604/