2023.09.13 夜 静かなクリエイティビティー。@蓮 三四七 日本料理 銀座・新橋・有楽町 10000円〜29999円 ★★★★☆ 2年半ぶりに銀座の『蓮 三四七』へ。 石川グループらしい個性的なアプローチは健在。だが、過度な演出はなく、静かなクリエイティビティーに感心するばかり。大将の器などへの造詣も深く、料理以外の楽しみ方ができるのも魅力だ。また、今回は初めての個室利用だったが、4名と6名で利用が可能になっており、いろいろな利用シーンも想像できました。ご馳走様です。 ラインナップはこちら。 「イクラ」餅米の上にイクラ。イクラは昆布締めで、優しくも旨味のあるアタックが魅力。 「赤雲丹と鯛」大分産という鯛が素晴らしい。鯛自体には仕事をせずに海苔を昆布締め。さすがの石川グループらしいアイデア力。 「真魚鰹」ねっとりとした旨味の強い餡とともに。木の芽や生姜のアクセントが輪郭を作ります。 「冬瓜」スッポン出汁の御椀にポツンと冬瓜。シンプルなシルエットだが、コラーゲンたっぷりのテクスチャーが個性的。 「のどぐろ」夏の蓮根を重ねて。醤油のコクと酢の酸味を加えたみぞれと。のどぐろにバランスを作る役割だが、これ自体に強い魅力。 「牛ヒレ」松茸餡で。鬼に金棒の例が必要だったら、この料理を紹介したい。笑 「鰹ご飯」鰹の脂がご飯にピッタリ。 「カレー」林檎の酸味が強い。野菜のニュアンスたっぷりのカレー。 「素麺」カボスを使った夏らしい締め料理。 「無花果」酒蒸しにした無花果に、胡麻の風味を重ねて。 — 1回目の訪問「石川グループがおくる3本目の矢@蓮 三四七」https://blog.33inc.jp/2021/03/02/10071/ 蓮 三四七03-6265-0177東京都中央区銀座7-3-13 ニューギンザビル B1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13221959/