牛でも鶏でもなく、馬焼肉の人気店。@馬焼肉専門店うまえびす 三軒茶屋店

焼肉といえば相場は牛肉だ。

最近では鶏の焼肉も増えつつあるが、今回ご紹介する「馬」の焼肉というのはなかなか珍しい。三軒茶屋の商店街には、そんな馬焼肉の専門店『うまえびす』がございます。

かつては「けとばし屋チャンピオン」という名前で営業していたが、熊本地震の影響で仕入れが難しくなって休業。その後、名前は変えて再デビューを飾っております。馬肉料理といえば、馬刺しや桜鍋が定番だが、馬焼肉とはどんなものか。さっそくご紹介してまいりましょう。

と、その前に。馬肉居酒屋と言ってもいいほど、つまみも充実しております。内容はもちろん馬肉によったもの。

「馬刺し盛り合わせ（５種）」全てがクリアな味わい。

馬肉がヘルシーであることは直感的に伝わります。内容は、ハラミ、チョウチン、フタエゴ、上ロース、コウネ（タテガミ）。コラーゲン豊富なタテガミは、赤身と一緒に食べればまるで大トロのような味わいに。
「桜ユッケ」同じくクリアな味わい。濃厚なタレでコーティングされてもなお、その印象は変わらない。

「桜メンチカツ」中身が柔らかい印象は馬肉ならではか。

そろそろ真打、馬焼肉のお時間です。

「馬焼肉５種盛り合わせ」ヒレ、ロース、ハラミ、千本筋、ひも。やはり印象は変わらず、その全てがクリアな味わい。

その中でも部位ごとの個性があり、特に食感のしっかりした千本筋などは面白い。酢ベースのタレに合わせるが、個人的にはコッテリしたタレの方がバランスが取れそうな印象も。ただ、逆にいえば、それほど肉質とその旨味への自信の裏返しとも言えるでしょう。

しっかりとした味付けが効果的なのは、人気メニューの「外ビンタのクミン焼き」が証明してくれる。

ちなみに、外ビンタとは頬肉の部分。サルサソースとサワークリームで食べるのだが、クリアな馬肉の味わいにインパクトのあるソースが機能しております。また、歯応えのある食感を上手に利用した逸品とも言えるでしょう。

ご馳走様でした！

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馬焼肉専門店うまえびす 三軒茶屋店
03-5432-9593
東京都世田谷区三軒茶屋1-36-5 ラック三軒茶屋 B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13159100/