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2023.07.26 夜

挨拶代わりの白身に脱帽。神戸にあった超絶寿司店。@寿志 城助

寿司

神戸市

10000円〜29999円

★★★★☆

神戸の北野坂の奥にひっそりと看板を掲げる寿司店『寿志 城助』へ。店内の撮影は禁止のために、今回は文章だけで失礼します。これも寿司を一番良い状態で食べてほしいという職人として気持ちの結果。時代に迎合しないスタイルも個人的には大好きです。笑

コースは白身から始まるが、さっそくそのクオリティーに驚かされます。旬を迎えた「アコウ」はいかったような食感があるが、味自体は寝かせたように濃い。煮切りの助けもあろうが、素材自体の旨味に舌を巻く。その後に続くのは、出汁を上手に使いこなし、締めたり、炙ったり、煮たりと江戸前を中心とした仕事を施された絶品のつまみ達。小ポーションで多品種の展開も楽しく、何よりも酒が進む。ここで飲む日本酒はなんと美味いことか。

以下、つまみのラインナップ。

「アコウ」いかった印象があるが、味は寝かせたように濃い。
「ヒラアジ」これも同じ印象。瀬戸内海の魚、恐るべし。
「蛸の柔らか煮」
「茶碗蒸し」昆布のような旨味の強い出汁が効いた茶碗蒸し
「赤ムツ」昆布じめにて。強い脂をいい意味でおさえた逸品。
「鰹」辣油のような辛味とともに。いいつまみ。
「鮟肝」ペースト状の鮟肝が美味すぎる。柚子の香りと共に。
「煮帆立」
「穴子白焼」うまっ!柔らかっ!
「もずく」出汁が効いてる。酸味の具合も絶妙。

握りでは強く赤酢を効かせたシャリが基本。代わりというわけではないですが、ほどけるような口当たりが軽やかなので、ネタとのバランスが絶妙。煮切りの風味も加わって、塩味と酸味が活躍するので、握りにおいてもやはりお酒との相性がいい。

握りのラインナップ。

「烏賊」
「細魚」
「鯵」
「鱒」
「金目鯛」
「煮蛤」
「トロ」
「白海老」
「雲丹」
「赤身」
「小柱」
「穴子」
「玉子」

しかも、これでコストパフォーマンスも良いというおまけ付き。なるほど、予約困難であることに納得。ご馳走様でした。

寿志 城助
078-272-1001
兵庫県神戸市中央区北野町2-1-10 黄能ハウス 1F
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280103/28006575/

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