2023.05.08 夜 麻布十番の天麩羅の名店、復活。@天 よこた 天ぷら 六本木・麻布・広尾 10000円〜29999円 ★★★★☆ 麻布十番の天麩羅の名店、復活。 名人として名を馳せた天麩羅職人の横田恒夫氏が引退したのが2020年のこと。彼が創業した「天冨良 よこ田」の名前は引き継がれているが、経営は全く別のものに。強力なファンド系による買収だったのか、多店舗展開に舵を切った模様で、よこ田の名前は新宿や銀座でも名前を見かけるようになっております。 では、復活とは何を指すのか? 名前を『天 よこた』と名乗り、大将の息子である横田省吾氏が同じ麻布十番の地に新たに暖簾を掲げたのです。省吾氏は先代の現役時代にも離れで天麩羅を揚げていたので、その技術は全て継承済み。全体的に軽やかな揚げ上がりで、胡麻油の芳醇な香りが特徴的だ。その他、海老やメゴチなどの躍動感のある揚げ姿や発祥とされるカレー塩の存在など、よこ田のDNAを存分に感じさせてくれました。 さらに、省吾氏の個性もここに加わり、伝統と革新の天麩羅店が完成。素材ではなく衣だけに火を入れる技術は、素材の風味を最大化するが、この延長で、レアな火入な白海老の天麩羅なんていう新作も登場。 また、コースの天麩羅は海老に始まり、海老に終わるのだが、そのバリエーションの作り方が面白い。最初はシンプルに食べさせて、最後は海老味噌を仕込んで出すのだ。個性的ですねぇ。 それでは、新しく復活した、麻布十番の名店の全ラインナップをご覧ください。 「蛤出汁」 「平目」みぞれポン酢で。 「海老の足」 「アスパラガス」 「アオリイカ」 「白海老」 「コシアブラ」 「タラの芽」 「稚鮎」 「ベニテグリ」メゴチの一種。意外と淡白だが、クリアな味わい。 「天豆」 「椎茸と海老」 「穴子」 「天丼」 — 天 よこた03-6721-0404東京都港区元麻布3-10-5 カドル元麻布 202https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13258792/