2023.05.07 夜 創業200年の老舗寿司。シャリの甘さが一周回って新しい。@すし処 宮葉 寿司 浜松町・田町・品川 10000円〜29999円 ★★★☆☆ 登場したのは文化・文政時代、創業200年を超える老舗寿司店『すし処 宮葉』へ。江戸時代から続くという、まさに江戸前の寿司店でございます。宮葉の暖簾を掲げるようになったのは8代目の宮葉幹男氏のとき。残念ながら2015年に大将は鬼籍に入られているが、弟子達が暖簾と味を守り続けているそうだ。いわゆる町寿司の雰囲気で、ネタのショーケースなどは時代が感じられます。 シャリは小さめ、柔らかめ。塩や酸は柔らかく、甘味の目立つシャリになっております。江戸前の伝統は砂糖が控えめなイメージがあるが、その逆をいく設計になっております。長い歴史の中で、お客さまのニーズと共に変化をしてきたのでしょう。好みはあれど、この種のシャリを味わうことができるのは、ある意味希少かもしれない。ネタとも相性があって、「鰯」や「大トロ」など脂の強いもの、「穴子」のツメのようにそもそも甘めなものと合うようだ。ご馳走様です。 つまみのラインナップ。 「お造り」中トロ、真鯛、赤貝、ひも、細魚、白海老 「平貝」磯辺焼き 握りのラインナップ。 「鮪」 「平目」 「鰯」 「帆立」 「大トロ」 「真鯛」 「車海老」 「小肌」 「赤烏賊」 「中トロ」 「カンパチ」 「北寄貝」 「鯵」 「雲丹」 「穴子」 「干瓢巻き」 — すし処 宮葉050-5868-3144東京都港区浜松町2-11-8https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131401/13019499/