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2022.11.08 夜

日本酒を料理する!?@非公開

日本酒の価値観が変わる、そう言われてやってきた秘密のお店。場所も大将の名前も非公開なので、あくまで舌で感じた体験だけを知らせていきたい。確かに価値観の変化というか、ミトミえもんの知識なぞご主人から悉く論破されていく。笑 例えば、お酒と同じ量だけ水を飲むと二日酔いにならないという定説。これは酒量を減らす効果があるだけで事実ではないんだとか。むしろ、白湯を飲むのが身体にいいように燗の酒は二日酔いを誘発しないのだそうだ。

そう、その燗のお酒こそが同店の主役。

単純にお酒を温めているのではなく、イメージとしては”火入れ”に近い。つまり、お酒を料理しているのだ。冷酒であれば、提供する人間の技術が大きく作用することはないが、温度や時間を使い分けて唯一無二のアウトプットを完成させている。

新亀2016

また、料理たる所以はアッサンブラージュにある。”混ぜ合わせる”という意味だが、ワインと用語では原酒を組み合わせる手法の事を指す。

例えば、「竹林」にはヒューガルデンを組み合わせて苦味を、「ROSSO」には貴腐ワインを加えて甘味を、「はくろすいしゅ」には蜆出汁で旨味を追加するという具合。それぞれの風味が、温度によって浸透圧に変化するのか、身体の中にじっくりと吸収されていく感覚に。これは凄い、、、

ドリンクのみでマリアージュを完成させる感覚だ。料理も当然のように完成度の高いマリアージュを完成させております。そんな料理のラインナップもご紹介しておきましょう。

「柿の白和え」

「鳥刺し」胸肉と砂肝。

「手羽先の甘辛煮」

「鯖の塩焼き」

「椎茸の茶碗蒸し」

「ペロペロセット」蒟蒻、南高梅、竹輪胡瓜、金山寺味噌

「杏仁ケーキ」

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