ハシヤ系の本家筋。@ハシヤ

ラーメンの家系や二郎系などと系統があるように、パスタにも一大系統がある。

ハシヤは歴史は1972年に代々木八幡で創業した「ハシヤ」から始まる。ここで修行した人が独立し、またそこから独立した人がとハシヤ系のパスタがどんどんと広がっております。本店は2018年に建物の老朽化に伴い閉店しているが、その遺伝子は確実に東京のあちこちに根付いているのです。

その本家筋にあたる新宿の『ハシヤ』をご紹介してまいりましょう。

新宿店は代々木八幡の支店として1978年にオープン。赤坂にあった支店も閉店しているので、歴史的にも血筋的にも本家格にあたると言っていいでしょう。ハシヤの名前は幡ヶ谷と立川にも残るがこちらは暖簾分けの分店だ。ちなみに、ハシヤ系はそれぞれの店に個性があるので混乱しないようにと、以降の店には基本ハシヤの名前がつかないのだとか。

ハシヤの見分け方は、豊富すぎるメニューの数。名物の「タラコとウニとイカのスパゲッティ」に始まり、醤油、醤油バター、アサリなど和テイストのメニューが画角に収まらぬほど並ぶ。常時、70〜80種類も用意があるのだとか。いつも名物かのタラコウニかミートソース納豆ばかりを選んでしまうので、今回はちょっと冒険。

アスパラとベーコン（醤油バター味）

やはり醤油の味付けは日本人の味覚にぴったり。ここに芳醇なバターの香りが加わり、塩気もあいまってガツンとインパクトのある味が作られます。むっちり食感のパスタとしっかり絡みますが、これは多少ざらつきのあるパスタを使っているおかげだ。トッピングも充実しており、ベーコンやアスパラやキノコがいつでも付き添う。和風パスタのお手本のようなパスタでした。ご馳走様です

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ハシヤ
03-3346-2371
東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル B2F
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000795/