2022.10.03 夜 老舗の技、ここにあれり。@鮨松波 寿司 上野・浅草・日暮里 10000円〜29999円 ★★★☆☆ 浅草駒形にある老舗寿司店『鮨松波』へ。 創業は昭和39年のこと、ご主人の松波は京橋の与志乃のご出身だ。つまりは、「すきやばし次郎」の小野二郎氏、「鮨 水谷」の水谷八郎氏など、名だたる寿司職人と兄弟弟子ということになる。その技術はさっそく握り方にあらわれる。めっきり減ってしまった本手返しの使い手で、その姿には寿司の歴史を感じさせます。江戸前の魚種にこだわり、手間隙をかけて昔ながらの文化を大切にしているのが伝わります。 握りの特徴は、ネタの大きさとシャリのかたさ。ネタは厚みをもったカットで存在感があり、これを受け止めるシャリのかたさも存在感あり。ただ、米粒がはらりとはだけていくので、ネタの旨味とともに口の中で消化されて行きます。つまみの印象も同様で、厚みのあるカットに存在感があり、適度な塩気がお酒との相性を作っております。 つまみや握りはもちろんだが、個人的には赤出汁が一番のお気に入り。そして、何よりナンバーワンは大将のお人柄。つかず離れずでユーモアのある接客が心地いい。お腹いっぱいという女性にはこんな小さな鉄火巻きのサービスがあるかも。わかる?左側の小さな鉄火巻き。笑 つまみはこちら。 「もずく酢」 「車海老」 「漬け鮪」 「平目」 「鯖」 握りはこちら。 「中トロ」 「大トロ」 「小肌」 「墨烏賊」 「赤貝」 「蝦蛄」 「雲丹」 「穴子」 「玉子」 「鉄火巻き」 — 鮨松波03-3841-4317東京都台東区駒形1-9-5 松波ビルhttps://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003660/