2022.08.17 昼 孝行息子のとんかつ店。親が育てたものを子が揚げる。@とんかつ けい太 とんかつ・揚げ物 中野~西荻窪 3000円〜4999円 ★★★★☆ 親が育てたものを子が揚げる。 西荻窪南口の至近にある『とんかつ けい太』。2019年のオープンとともにとんかつ好きの間で話題をさらった人気店。屋号の由来はご主人のお名前の青木啓太氏から。その啓太氏のご実家は養豚業を営んでいるそうで、地元の鹿児島でサツマイモをたっぷり食べさせた豚を育てているんだとか。それこそが、けい太で扱う銘柄豚「六白黒豚」。親が育てたものを子が揚げる、なんて親孝行なお話でございましょう。 二人での訪問だったので、ヒレとロースの最上ランクを選択。 「特上フィレ膳」と「上ロース膳」に共通するのは、品の良さ。 ロースの脂の部分でさえクリアな味わいで十分な甘さを与えてくれます。白い衣が示すのは低温調理によるじっくりの火入れ。素材そのものの特徴でもあるかもしれないですが、結果、極上の柔らかさを手にいれております。みずみずしさもまた素材と火入れの良さの証拠でしょう。 そのままでも十分に楽しめるが、調味料は岩塩、山葵醤油、自家製のソースと三種の用意あり。個人的には甘味と旨味を引き出す塩がおすすめだが、醤油もなかなか面白い。肉がクリアな味わいなぶん、どんな調味料とも相性がいいようだ。 最後に予約方法について。お電話での予約も承ってますが、LINEを通じての予約も可能。 しかも、LINEでお友達になるとメンチカツがサービスしてもらえちゃったり! こうやって若手の職人が台頭していくと、レストラン文化にいろいろな変化が出てきそうです。フードトラックの事業なども精力的におこなっている模様。孝行息子の若手職人の青木啓太氏、今後の展望も楽しみです。ご馳走様でした。 — とんかつ けい太03-5941-6627東京都杉並区西荻南3-10-6 中村ビル B1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/13241723/