名水あるところに、旨いそば在り。〜箱根編〜＠箱根 暁庵 本

名水あるところに旨いそば在り。

この定説、ミトミえもんの体感でいっても正しい。それを改めた実感できたのは、緑豊かな自然に囲まれた箱根にて、店は創業昭和63年開業の老舗蕎屋『箱根暁庵 本店』でございます。監修したのは蕎麦の名人と称される高橋邦弘氏。彼自身も山梨、広島、大分などの山奥に店を構えていたもの。名水が美味しい蕎麦を作るのは、やはり間違いなさそうです。

さっそく、いただいてみましょう。

シンプルな「せいろ」をいただきましたが、二八らしい喉越しの良い食感。香りも品がよく、つけ汁に寄り添うようなアウトプットになっております。出汁が素晴らしく、削りたてがゆえなのか、節類の香りがぶわっと広がります。ごまかしの効かぬせいろにあっても、蕎麦と出汁で十分勝負のできる仕上がりになっております。

面白いところで言うと、箱根らしい「真っ黒そば」なんてものも。黒の正体は備長炭。味わいにはそこまでの差を感じませんが、普通の蕎麦よりも栄養価が高いのだとか。

一品料理も充実。天ぷらの盛り合わせをいただきましたが、揚げたてで油切れがよく、蕎麦のいいアクセントになりました。

そして、最後にそばつゆの美味しさを蕎麦湯で再確認。

名水あるところに、旨いそば在り。また定説の正しさを感じたお蕎麦でございました。ご馳走様です！

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箱根 暁庵 本店
050-5456-0667
神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋182-7
https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141001/14001533/