2022.05.23 夜 どうしてこれが思いつくのか?秋田にある唯一無二のイタリアン。@ f イタリアン・ピザ 秋田市 10000円〜29999円 ★★★★☆ あっと驚く組み合わせで食通を唸らせる、唯一無二のレストラン『エッフェ(f)』。 秋田市内にある、この情報しかない予約至難のレストランでございます。店内は木目のカウンターと個性的な雰囲気に包まれるが、その全てはシェフ宇佐美氏によるデザイン。料理もまたその延長にあり、独自の感性で唯一無二のものを完成させております。イタリア料理が基礎にあり、秋田の食材を中心にしたレストランなのだが、そこらの地産地消レストランとは全くコンセプトが異なる。修行経験がないということが返ってメリットになっているのか、常人の思考では思い及ばぬ組み合わせには驚かされるのだ。 この時期は山菜が主役の1つ。山独活、しどけ、いそがき、オオナルコユリ、たらの芽、こしあぶら、などメジャーどころから初見のものまで登場。これがソースになり副菜になり生地になり。宇佐美シェフにかかれば、アウトプットのバリエーションが無限大に。また、柑橘やフルーツなども迷いなく料理の中に取り入れるのもユニーク。最も驚いたのは最後のアイスクリーム。レーズン代わりにとドジョウが使われているのだ。どうしたらこれが思いつくのか、、、天才の発想は凡人にはわかりません。笑 唯一無二の料理のラインナップはこちら。 「渡り蟹」焼いた茄子と和えたもの。オレンジの香りを添えて。 「黒ムツ」八森産。山独活とパイナップルのソースを合わせて 「墨烏賊」セモリナ粉で揚げたフリット。山菜のしどけもここに加わる 「キジハタ」幻の山菜と呼ばれるオオナルコユリとボッタルガと。 「マトウダイ」男鹿産。バターの風味あり。いそがきとともに。 「ピッツァ」生地は山芋のみ。その山芋が香る!薫る!芳る!マンゴーと発酵バターを炒め、凍らせ、削って。最後に生ハムを添えて。 「真蛸」柔らか煮にしたリゾット。蛸の塩気のみで。ドライフラワーにしたフェンネルの香りを添えて。 「比内地鶏」ムネとモモ、マスタードの効いたソースが絶品 「タリオリーニ」こしあぶらとくるみを合わせた山菜のパスタ。 「さくら豚」単一品種の綺麗な味わいの豚肉。サザエと合わせたサルサヴェルデで。 「アイス」グラッパのアイス。日向夏とベルガモットのジュース。レーズン代わりにドジョウを使っている!? — f秋田県秋田市中通https://tabelog.com/akita/A0501/A050101/5009499/