2022.03.18 昼 名だたるシェフも通うタンドリーチキン専門店!?@セクションドール 世界料理(アジア) 京都市 1000円〜2999円 ★★★★☆ シェフがすすめる店、それは名店に違いない。今回はその1つである名だたるシェフ達が評価する京都のお店を紹介してまいりましょう。 屋号は、フランス語で黄金比率という意味を持つ『セクションドール』、場所は平安神宮のほど近くにございます。レンガ造りの外観はヨーロッパのカフェのような顔付き。店内もシンプルな造りですが、鏡貼りのテーブルや、野菜の寄せ絵で有名なアルチンボルドの作品など、随所に個性を感じさせます。だが、最も個性的なのはそのメニューで、、、 なんと!タンドリーチキン一択なのだ。 正式には「黄金比率のタンドリーチキン 野菜と仏・ブリドールのパン付き」。シェフの永松氏は元々は本場フランスでも修行経験のあるバリバリのフレンチシェフ。意気揚々と乗り込んだフランスで他のシェフ達のレベルの高さに驚いたのがきっかけだったのだとか。 このままフレンチで勝負しても埋もれるのではと、タンドリーチキンにたどり着いたそうだ。2011年のオープンからこれだけで勝負してきたという実績がその凄さを物語ります。そりゃ、名だたるシェフ達も通いますわ。 これがシェフ達を唸らせるタンドリーチキン! タンドリーチキンの周囲を、アルチンボルド並に野菜達が寄せたワンプレートで登場。チキンは表面がパリパリながら、中身は限りなくしっとりした食感。スパイスの味付けも品がよく、いわゆるタンドリーチキンの常識が覆ります。 タンドリーチキンながら、タンドール窯で作るのではなく、300℃の特殊なスチームオーブンで火入れ。これが至極の食感を生む秘密か。何とも比較できぬ、オリジナルのタンドリーチキンだ。その香ばしさと旨味と食感には、きっとインド人も驚くことでしょう。笑 どうしてもチキンの話ばかりになってしまうが野菜達も素晴らしい。農家さんから直接仕入れる野菜達のクオリティーが抜群。味付けは最低限ながら、野菜自身の持つ甘味が調味料になっております。これだけの贅沢なプレートが1900円、繰り返しになりますが、そりゃみんな通うわ!ご馳走様でした。 — セクションドール075-752-2249京都府京都市左京区岡崎西天王町84-1 M&M’s APARTMENT 1Fhttps://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26017889/