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2021.07.22 昼

夏は冷やし中華、冬は生姜そば。@あさひ

中華料理

上野・浅草・日暮里

1000円〜2999円

★★★★☆

浅草で”アサヒ”といえばビール会社の金色のオブジェを思い浮かべるでしょうか。だが、金色の物体がビルの上に登場する前から浅草に根をはる”アサヒ”がございます。浅草観音裏にある中華料理店『あさひ』、いわゆる町中華なお店でございます。現在は四代目が暖簾を守り、創業は昭和初期にまで遡るそうです。さすが老舗の街、浅草。

老舗の名物の1つが冷やし中華。正式には「冷やしそば」という名前で、冷やし中華始めました的なノリではなく通年で提供しております。醤油だれとあいまった強めの酸味が特徴で、暑い季節にはその酸味が体に染み渡る。とはいえ、個人的には酸味が強すぎるのは苦手なのだが、チャーシューの脂と重なると不思議と違和感がない。縮れた麺とも相性よく、コリコリのクラゲなどが食感のアクセント、添えられた辛子などは味のアクセントに。昔ながらの冷やしそば、これが通年食べられるのは嬉しい。

もう1つのの名物は「生姜そば」。冷やし中華が夏なら、こちらは冬に食べたい一品。鶏ガラ主体の懐かしいスープだが、圧倒的な生姜のトッピングが個性的なものに変化させる。

これが不思議なほど飲み続けてしまう、中毒性の高いスープになっております。疑いようも無いことですが、生姜のおかげでスープの持ち上げはバッチリ。一体感については語る必要もない。個人的にはここのチャーシューが好きで、肉厚な上に脂がたっぷり。

町中華な王道からパクチーそばなどの個性的なものまでメニューは幅広い。ミトミえもんはさらに炒飯もいただきましたが、これは昔ながらのオイリーなしっとりチャーハン。焼き付けた焦げ目がいいアクセントになっております。名物の2つもいいですが、ぜひ色々と試してみて。そして、美味しかったものを教えてください。笑 ご馳走様でした!

あさひ
03-3874-4511
東京都台東区浅草3-33-6
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13057892/

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