名物はずばりユニークな豊前房うどん@うどん豊前房

今回は中目黒にあるうどん店『豊前房うどん』をご紹介。お洒落なカフェのような雰囲気で迎えてくれるセンスに溢れるうどん屋さん。”豊前”とは福岡県東部から大分県北部をかけての旧国名。初代の店主さんの出身地に由来しているそうで、透き通るような出汁のうどんはお手本のような”西”のうどんになっております。ちなみに、東は濃口醤油を使っているため色味の濃い出汁が特徴です。

豊前房うどん、1100円也。

屋号を冠した看板メニュー「豊前房うどん」を注文。トッピングはおぼろ、さつま揚げ、京あげなどで構成されております。バリエーションも豊かで、かつユニークなトッピングが目立ちます。品のいい出汁で、塩分濃度がちょうどよく生姜がアクセントとして効果的に機能。京あげとさつま揚げの”揚げ”コンビは下味もあり、香りもありとレベルが高い。

一番の面白いのはおぼろ昆布の存在。そのとろみを持ってうどんを上手にコーテイングしてくれます。また塩気の強さもあり、スープに変化をもたらす存在としても。出汁を純粋に味わいたいという想いもあって痛し痒しだが、オリジナリティーのある食べ方は一興です。うどん自体は博多うどんのような柔らかさを感じるものでしたが、これは岡山の手延べうどんなんだそう。いくらでも食べられそうなほど喉越しがいい。

大変美味しいうどんでございました。ご馳走様です！

—

うどん豊前房
03-3710-5425
東京都目黒区東山1-11-15 中目黒 ARK-II 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13003158/