2021.06.26 昼 大阪のこれからの定番は朝うどん!?@Udon Kyutaro うどん 大阪市 〜999円 ★★★★★ 大阪にあるうどん店『Udon Kyutaro』へ。てっきり店主さんのお名前かと思いましたが、店舗のある大阪市内の久太郎町という住所に由来しております。久太郎さん、もとい店主の太田博和氏は本場讃岐で修行を重ねたという本格派。セルフの立ち食いスタイルを採用しているのは讃岐らしさですが、コンクリート打ちっぱなしにベニヤ板という”雑さ”がかえってお洒落度を高めております。 営業開始は朝の7時!? 朝ごはんの専売特許は、パン屋さんやカフェのものだと思っておりましたが、大阪では朝から営業しているうどん店が増えております。そう言えば、本場讃岐のお店は多くの店が朝から営業していますね。本場の文化が大阪でも広がっているのかもしれません。食べ歩き組にとってはなんともありがたい。朝から大阪グルメが楽しめるってものです。 ネオ讃岐うどんって何だ!? 「Udon Kyutaro」をネオ讃岐うどんと呼ぶことが多いが、どういうことなのか?”Neo(ネオ)”とはギリシア語で新しいという意味だが、いわゆる進化系のうどんのことを指す。進化という言葉は個性的なメニューに由来しているのでしょう。炙った銘柄豚を使った「ABURI」、キムチとラー油を使った「キムラ君」などなど。一般的なメニューも整列された盛り付けが美しく、ネオの名を冠することに納得感あり。 こんなカレーうどん見たことない! まずはビジュアルをご覧ください。 左にカレー、右にかけうどん、こんなシルエットは見たことがありません。ビジュアルだけではなく、ここにはちゃんと意味がある。出汁を味わってカレーも味えるという実に理にかなったカレーうどんなのです。出汁はいりこベースですが、昆布なども使っているのでしょうか、さらに旨味に奥行きが感じられます。今回は温かい出汁でしたが、冷たい出汁となればその印象はより強くなることでしょう。 カレーも専門店でも通用しそうなキーマカレーで、肉感が強くてスパイスの香りがいい。ちなみに、中心で2者を分かつのは海苔の天ぷらでございます。主役であるうどん自体は不揃いなルックスが手作り感を伝えてくれます。本場で修行した実力は間違いなく、うどんの風味の豊かさにも驚かされること間違いなし。 そういえば、スパイスカレーが盛り上がったのも大阪の地。今度はネオ讃岐うどんが業界を席巻するかも!?ぜひ朝食にネオ讃岐うどんを! — Udon Kyutaro080-2516-2680大阪府大阪市中央区久太郎町3-1-16 丼池繊維会館 1Fhttps://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27100801/