2021.03.10 夜 センス抜群!こんなタイ料理が食べたかった。@タイ料理 みもっと 世界料理(アジア) 目黒・白金・五反田 10000円〜29999円 ★★★★☆ 目黒の権之助坂の麓にあるレストラン、タイ料理の『みもっと』へ。目印は隣のタワーマンション、その横でひっそりと明かりを灯す料理店でございます。タイ料理といえば、大衆料理に位置づけられるような大皿料理のイメージですが、みもっとでは少量多品種のコースを完成させていております。スタイリッシュすぎず、かといって大衆的でもない。フォーマルすぎず、カジュアルすぎずない。そんな絶妙なバランスがセンスの良さを感じさせます。 ちなみに、シェフはもともとは広告代理店に勤めた経験あり。きっとクリエイティブなセンスはその頃に磨かれたのでしょう。ご結婚のタイミングで辞められて、旦那さんのお仕事の都合でタイに渡ったそうです。食べて美味しいでは飽きたらず、せっかくならとタイ料理の専門学校に通ったそう。自分の置かれた環境の中で、何かを手に入れるんだという向上心が伝わりますね。なので、彼女が作る料理は完全に本場仕込みなのであります。特にソースには工夫があり、ハーブなどを軽用することで、強い癖を日本人向けにアレンジしているのが印象的。お酒はナチュールワインが充実しており、その相性もバッチリ。タイ料理にナチュールワイン、きっとあなたのタイ料理のイメージが変わるはず。 料理のラインナップはこちら。 「マーホーとポッピアトード」金柑と肉味噌、タイ式ひとくち春巻き 「スップ ヌア」タイ南部式牛肉スープ。シチューのようなアウトプット。牛の旨味、トマトの酸味、調味料の辛さが一体に。 「ヤムプラームック」ホタルイカとセロリの和え物。ナンプラー入りのドレッシングが最高。適度な辛さが全体を覆い、セロリの風味やホタルイカの肝の旨味がそれぞれ活躍します。 「ヤム クワン ウワ ノーマイ」蝦夷鹿と竹の子の和え物。ココナッツクリームで和えた一品。レモングラスのアクセント。「タイプラー ソンクルアン」魚の内臓ソースのハーブたっぷりサラダ。ハーブで上手に匂いを消して、味わいの濃厚さだけを残します。 「パッド キーマオ」酔っ払いの炒め物。酔っ払い蟹のようなニュアンスではなく、酔っ払いのための炒め物。生胡椒を含めて味付けは宣言通り。 「ガイ ホー バイトゥーイ」鶏もも肉のパンダンリーフ包み揚げ。 「カオクルック プラートート」季節の魚の混ぜご飯。 「ゲーン タイプラー」タイ南部式魚の内臓の塩辛 竹の子のカレー「ブアロイサムシー」三色団子のココナッツスープ「ウンガティ」ココナッツアガー — タイ料理 みもっと東京都目黒区目黒1-24-7https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13238530/