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2021.03.06 夜

やっぱり片折は凄かった。感動の「味」がそこに。@片折

日本料理

金沢

30000円〜49999円

★★★★★

2回目の片折。やはり最初の感動に間違いはなかった。
いちいちやってくる感動、片折さんの手のひらで踊らされているよう。特に今回は、出汁の味わいとその変化に唸らされました。

感動の「味」を簡単ではありますが、ご紹介していきましょう。

「玄米茶」煮出して甘さを引き出したもの。冬の終わりに、温かい味。


「毛蟹焼売」和風の仕上げの焼売は師匠のつる幸の名物。大切なものを誰かが引き継ぐ、素敵な味。


「牡丹海老」今朝新湊で獲れたという新鮮な牡丹海老。味の雑味と無縁な地元だけで食べれる、地産の味。


「クエ」氷見産。脂ののり、しっとり感が超絶。最初に飲んだ出汁の味に変化があり、枯れたような風味が華やかに!計算の味。


「細魚とひらめ」氷見産。たっぷりの塩が引き出す、たっぷり旨い味。


「墨烏賊の木の芽和え」烏賊は包丁の入れ方で争うが、片折は包丁を入れない。ぱすっといく大胆な食感と木の芽がマリアージュ。癖になる味。


「鮪」敢えて”いかってる”状態の鮪を選択。冷凍マグロのような食感が面白い。これに合わせる味醂入りの甘い醤油が美味。冒険の味。


「のどぐろ」何も伝える必要はあるまい。何人も喜ぶ味。


「原木椎茸の粥」椎茸が粥に、粥が椎茸に。助け合いの味。


「鱒の揚げもの」氷見産。シルエットからすでに、新しい味。


「蛍烏賊」これも地元だからこそ。沖漬けなどにせずにシンプルに。これが蛍烏賊、本来の味。


「揚げ出し胡麻豆腐」揚げた風味、胡麻の風味。2段階の味。


「食事」ご飯のお供は、氷見牛の八幡巻、マグロ漬け、鱒、卵と鰹節の4つ。いつまでも続く、幸せの味。

1回目の訪問
「シンプルながら、いやシンプルがゆえ。@片折」
https://blog.33inc.jp/2019/09/28/17362/

片折
076-255-1446
石川県金沢市並木町3-36
https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17011166/

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