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2021.02.16 昼

駅はなくとも、美味しいうどんあり!@村山 満月うどん

うどん

西東京市周辺

〜999円

★★★★★

東京で唯一の駅がない市は、西東京にある武蔵村山市。
だからと嘆くことなかれ。駅がなくとも、美味しいうどんがあるのです!いや、美味しいうどんを食べるのに公共交通機関がないというのはやはり嘆くべきか。笑 うどん店の名前は、、、 

『村山 満月うどん』

このあたりのエリアのうどんと言えば、武蔵野うどん。「うどんが打てなければ女は嫁に行けない」と言われるほど浸透しております。この言葉通りなのかはわかりませんが、うどん店には女性の姿が確認できます。もともとは織屋だったそうですが、1986年にうどん店として再創業をしております。ホールで接客をしてくださったのはきっと奥様なのでしょう。うどんが打てなくてもお嫁に行けるだろう美人さんでございます。笑

「肉・きのこつけうどん」

武蔵野うどんと言えば、顎が疲れるほどの硬い食感が最大の特徴。だが、通常の武蔵野うどんは一線を画す印象。アタックはしっかりした食感で迎えられますが、弾力という意味でのコシがあり、小麦の風味が口の中で心地よく広がります。打ちたて、茹でたてを標榜しておりますが、きっとその効果が如実に現れているのでしょう。生きている硬さというかなんというか。

これに合わせるつけ汁はかなり強めの味。誤解を恐れずに言えば、しょっぱ辛いのだけど、なかなかどうしてうどんと合う。強いうどんには、強いつゆが必要です。ただ辛いわけではなく、節系の出汁の風味がきっちり感じさせることが印象をよくしております。トッピングにも力が入っており、チャーシューは脂の甘味がしっかりあって口溶けも良い。この強さもまたうどんとのバランスの良さにつながります。その他の具材も充実しており、特に木の子の種類の豊富さに驚かされます。彩り豊かなきのこは味の変化にもつながっております。

ちなみに、”つるつる”食感に、コシの強さによく”噛め噛め”といったことから、「鶴鶴亀亀」と縁起ものとしても村山で愛されているそうです。そんな意味も含めて、素晴らしいうどんでございました。駅はなくとも、美味しいうどんあり!

村山 満月うどん
042-560-3559
東京都武蔵村山市三ツ木1-12-10
https://tabelog.com/tokyo/A1329/A132901/13026307/

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