2020.12.02 夜 個性的な大将と串揚げ。面白い、そして美味い。@串揚げはやし とんかつ・揚げ物 四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋 10000円〜29999円 ★★★★★ 神楽坂にある串揚げ店『串揚げはやし』。黒を基調としたシックな空間で、背の低い入り口は茶室の躙口を想像させます。店内には和楽器の囃子が聞こえてくる独特な雰囲気。囃子は店名に掛けているのかもしれませんが、大将のお名前が林さんなのでこちらが間違いなく由来。 バリバリの博多弁の大将でキャラも立っておりますが、串揚げ自体においても負けず劣らずの個性を見せてくれます。素材は厳選した旬の食材を集めますが肉が多いのが特徴、しかも名だたるブランド肉。 肉と揚げ物って重たさの二乗だが、これを軽やかなに揚げるのは技術のなすところか。揚げるたびに音を聞く姿は、まさに串揚げと会話しているよう。また、それぞれに相性の良い調味料や食べるタイミングの指南があり、最高の状態で食べるにはこちらの協力も不可欠になっておます。そんなに難しく考えずに身を任せて、酒に串揚げ、そして大将との会話をお楽しみください。 おまかせのコースはこちら。 「鈴南瓜」「大根の漬物」「よもぎ麸」自家製の柚子味噌とともに。 「海老紫蘇」山椒ダレにつけて待つ。衣にタレが浸透させる。狙い通り、山椒ダレがバッチリとコーティングしてくれます。 「生唐墨」このお酒泥棒が! 「牡蠣ポン酢」薬味と一緒に飲み込む。 「鮭」炙った鮭。醤油にどっぷりつけて塩気を纏わせる。お酒泥棒がここにもいました。笑 「銀杏」先っぽだけ揚げての食べ比べ。 「蟹」 「牛肉巻き」サーロインと春菊。これまたタレに長くつけて味を浸透させる。揚げ物というより牛肉サンドを食べているよう。 「サーロイン」天ぷらを蒸し物と例えることがありますが、揚げ物もまた蒸し物のよう。油っぽさとほぼ無縁。 「カクテキ」口直しでも酒を飲ませる。笑 「豚ヒレ肉」 「焼鳥」 「鱚」気づきました?魚介の揚げ物は海老と蟹を除いてこれだけ。やはり肉押し! — 串揚げはやし050-5589-2244東京都新宿区矢来町61https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13129802/