絶品ラーメン！べんてんの遺伝子は弁天町に残る。@自家製中華そば としおか

学生時代に高田馬場でアルバイトをしてたのですが、ランチどきに必ず見た光景がありました。それはラーメン店からのびる大行列で、雨が降ろうが雪が降ろうが関係なく人々が列を作っておりました。名前は「べんてん」、惜しまれながらも2014年に閉店を迎えた名店（その後成増の地で復活）。この「べんてん」の閉店に伴い、元従業員の方がその後を継ぐかのように自家製中華そばを標榜する『としおか』をオープンさせております。住所が弁天町であることは偶然か、リスペクトか。いずれにしても縁の深さを感じますね！

オープン前の到着で17人の待ち人、ワンオペなので回転率も高くはない。継承しているのは技術や哲学ばかりじゃないようです。笑　１時間超の待ち時間を経て辿り着いたラーメンがこちら、「ラーメン玉子」900円也。

スープは魚介の旨味が全開で、ざらつきの残る口当たりが余韻を作り出します。食べ始めはこの印象が強いが、後半は動物系の力強さも確認できるようになってまいります。自家製の麺は中太のシルエットで、心なしかスープの色に染まっているような印象。パツンといく食感や自身の風味も抜群だが、それほどスープとの一体感も感じさせます。

ボリュームは並のサイズであっても十二分なもので、並び時間に空いた胃袋の隙間を埋めていきます。トッピングのメンマは独特な風味で、違ったアクセントを残してくれます。親の七光などでは一切なく、確かな実力店でございました。ご馳走様です！
そうそう１つだけ注意事項！両替ができないので必ず千円札を握りしめて並んでください。並んだ結果、食べれなかったらやるせないでしょ？

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自家製中華そば としおか
東京都新宿区弁天町20
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130504/13182315/