2020.10.28 夜 鮨通だけでなく酒通も唸らせる!@江戸前鮓 すし通 寿司 六本木・麻布・広尾 30000円〜49999円 ★★★★☆ この階段を降りるのは何年ぶりか。場所は西麻布、六本木通りから路地を入ったところ。その階段を降りていくと、シンプルな日本庭園と『すし通』の暖簾が迎えてくれます。ミトミえもんが訪ねたのは、今や予約困難店となった麻布十番の鮨屋の大将がカウンターに立っていた時代。2016年から新しい大将を迎えたようで、今回は新生すし通を堪能させていただきました。 大将の高橋進紀はかつて日本料理店で腕を磨いた経験もあり、つまみに安定感とユニークネスを感じさせます。握りも含めた全体的な印象としては、塩や酸に強さがあるが、言い換えれば酒飲みのための寿司と言っていい。熟成、昆布締め、スモーク、全てをここに帰着させるように。例えば、大間の本鮪などは、鮪自体の酸味とシャリの赤酢の酸味が強く後をひきます。この余韻に日本酒を流し込めば完璧だ。これを受け止める日本酒のラインナップは圧巻で、鮨通だけでなく酒通も唸らせることでしょう。 料理のラインナップはこちら。「いくら」柚子釜造り 「鯛」昆布締め 「鰤」羅臼産。炙り 「北寄貝」生姜醤油風味 「本鮪」大間産 「小肌」 「牡丹海老」 「鰹」稲藁によるスモーク 「のどぐろ」 「筋子」醤油の甘さが目立つ 「牡蠣と海ぶどう」塩気のダブルアタック!お酒おかわり! 「赤身」 「秋刀魚」 「白烏賊」 「魳」 「縞鯵」 「白甘鯛と松茸」 「ツブ貝の鱧卵和え」 「カワハギ」 「金目鯛」 「大トロ」 「穴子」 — 江戸前鮓 すし通03-3404-2622東京都港区西麻布3-1-15 RFビルB1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13061640/