これがネオ中華か！控えめに言って最高です。@farm studio #203

町中華なメニューをお洒落にクリエイティブに提供する、そんな中華レストランが増えてますね。
ネオ中華やモダン中華というジャンルがこれに当たるのでしょうか。学芸大学にある中華料理店『farm studio #203』もその１つ。スタイリッシュなコンクリート調の店内で、シンプルさがかえってお洒落感を作り出します。

屋号から想像させるように、名物の１つは”detox salada” と名付けられたサラダ。何十種類もの野菜、豆、木の子、ナッツなどを重ねます。中華らしい味覚の刺激が用意されており、フルーツが酸味、海葡萄が塩気、そして全体の山椒が辛味を作り出します。中華料理としては珍しいアプローチですが、確実に中華な一品に仕上がっております。ネオ中華の象徴といっていいでしょう。

魅力的なメニューたちに目移りすること間違いなし。ミトミえもんのオススメを中心にご紹介していきましょう！
「餃子」中身はシェフのご出身という徳島の銘柄豚。もはや自身の肉汁自体がソースというかタレであり、このジューシーさに悶絶。阿波匠豚の甘味と野菜ががっちりと握手を交わしております。

「阿波牛の四川麻婆豆腐（シマチョウ）」肉の旨味がたっぷりの阿波牛に、ガツンとした山椒の辛味と豆豉？の甘味がハーモニーを奏でる。さらに、ネギのシャキシャキに隠れるニンニクのインパクト、ホルモンの永遠に続く旨味など立体的に設計されております。白飯もしくは酒なしでは語れない逸品です。

「tkg」まずそのビジュアルにテンションが上がります。中華の旨味をたっぷりと吸ったリゾットのようで、卵黄はとろみやまろやかさを作ります。濃厚な味わいの中でバランスを作るように。たっぷりの胡椒もいい働きをしており、締めメニューながらつまみとしても優秀な逸品です。

「いか焼きそば」個人的にはこれが大のお気に入り。極細の麺に香ばしさを付加し、さらにレモンの風味で全体に覆います。もはや素焼きそばだとしても満足することが間違いなく、そこに加わったいかは出来レースの領域です。これはもう絶対に頼んで欲しい！

その他、ラインナップはこちら。いつか全メニュー制覇してみせる！
「春巻き」軽い！

「油淋鶏」ネギとパクチーのハーモニーに油の風味が加わり、鶏を超絶なものに。

「ピータン」

「かにたま」これ飲み物です。卵はとろとろ、雲丹はソースで、この海の流れに乗って蟹もその風味とともに口の中へ飛び込んできます。

「コラーゲンスープヌードル」極細麺にコラーゲンがコーティングしていきます。

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farm studio #203
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