2020.07.08 昼 スパイスカレーなルウカレー!?@ 黒岩咖哩飯店 カレー 札幌市 〜999円 ★★★☆☆ 北海道のカレーといえば、もちろんスープカレーが第一党。だが、欧風のルウカレーやインドカレーを提供する店も意外と多い。今回ご紹介する『黒岩咖哩飯店』では、そのいずれでもなく「スパイスカレー」を標榜しております。スパイスカレーとは、大阪から盛り上がったカレーで、独自に配合したスパイスを駆使した個性的なカレーのこと。個性的というのがポイントで、店ごとにアウトプットが全く異なるのが面白い。札幌にまで到達したスパイスカレーはどんなカレーなのでしょう!? 一番人気は「カツカレー」、920円也。メニューを見ると軸はルウカレーにあるよう。どうやら元々はルウカレーの店だったらしく、ここに積極的にスパイスを取り入れているようです。欧風カレーらしい濃厚な甘味がベースにあり、ここに積極的にスパイスカレーのエッセンスを加える。 盛り付けのシルエットやカレーの上に散らしたハーブなどに、その意志を感じます。それでもやはりスパイスは全面ではなくあくまで脇役の位置づけのようです。カツは北海道が誇る和トンもち豚を使用、薄切りながらしっかりと肉の旨味が感じられます。衣の油も味わいに参加するのはやはりカツカレーの魅力の1つ。 繰り返しになりますが、欧風カレーにスパイスカレーのエッセンスを加えたチャレンジングなカレーです。メニューにはずばり「スパイスカレー」の用意もあるようで、このあたりの差別化も気になるところです。ご馳走様でした。 — 黒岩咖哩飯店011-596-9987北海道札幌市中央区大通西8-2-39 北大通ビル B1Fhttps://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1049128/