「おいしい」を、
すべての人に。

検索

2020.07.07 昼

待つ価値あり!こだわりのスープカレー!! @カリーヤ!コング

カレー

札幌市

1000円〜2999円

★★★★☆

お急ぎ、お待ちになれない方ご遠慮ください!

刺激的な看板で迎えてくれる『カリーヤ!コング』。札幌名物のスープカレーのお店でございます。場所は南16西6の札幌静修高校の裏手、最寄りの駅は静修学園前駅という路面電車になります。冒頭の言葉は、それだけ手間隙をかけたことの裏返し。作り置きではない、注文後に調理を始めるという出来立てホヤホヤのスープカレーを楽しむことができます。

メニューは撮影NGなので文章で失礼します。知床チキンを使った「チキン野菜」と、北海道ルスツ高原麦豚を使った「ポーク野菜」が人気。後者の豚肉は幻の逸品と銘打ちますが、その名に相応しくオープン早々に売り切れておりました。辛さについての質問は受け付けておりません。人によって味覚の感じ方は違いますからね。その代わりかなり詳細に辛さの説明があります。ちなみに、ミトミえもんの選んだ10辛は、「ペッパー小さじ一杯の普通に辛いのが好きな辛口」と表現されておりました。
「チキン野菜」10辛、1900円也。
こだわりは冒頭の作り立ての話だけではありません。鶏ガラ豚骨をベースにチキンや香味野菜でとった出汁、塩とスパイスだけの無化調など、店主のこだわりは深い。その結果、カレーというより上質なスープのような味わいに。玉ねぎの旨味やスパイスの刺激はあるのだが、口当たりがさらっとした上品な印象が強く残ります。

個人的にスープカレーにおいては、具材との一体感を重視しておりますが、いい意味で一体感が少ない印象。それほど北海道が誇る野菜達の旨味が強烈で、スープはあくまでその旨味を引き出すかのように。塩のような役割というとわかりやすいでしょうか。

とはいえ、そこのグラデーションはあり、茄子やズーキーニなどの吸収率の高い野菜はきっちり一体感を楽しめます。反対にじゃがいもなどは、その甘さに驚くばかりです。その他の具材は、人参、えのき、占地、ピーマン、パプリカ、トマト、インゲンといったラインナップでございました。

野菜ばかりを語ってしまいましたが、皮つきのチキンなどは単体で独立できるレベル。やはりカレースープはその旨みを引き出すように働きます。逆に燻製香のあるベーコンなどはスープに深みを提供してくれます。お急ぎ、お待ちになれない方!こだわりのスープカレー、きっとお待ちになる価値がありますよ!ご馳走様でした。

カリーヤ!コング
011-211-0019
北海道札幌市中央区南16条西6丁目2-10 IR山鼻 1F
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010104/1029696/

エリア

ジャンル

価格帯

評価

月別アーカイブ