もち小麦のもち姫で作る、もっちりもちもちの麺。@純手打ち 麺と未来

もち小麦のもち姫で作る、もっちりもちもちの麺。早口言葉のようにスタートしましたが、下北沢にあるラーメン店『純手打ち 麺と未来』の麺は唯一無二の特徴を持つ。

極太という表現を超えるような太さの麺で、うどんや”ほうとう”と見紛うようなルックス。屋号にそのこだわりを伝えますが、「純」手打ちがこの麺を作り上げます。手打ち、手切り、手揉みの一点の曇りもない、まさに純粋な手打ちの麺。

食感は冒頭でお伝えしたように、これ以上もちもちなラーメンをミトミえもんは知りません。半分はふやけたような感じもあるのだが、その奥でもちもち粘り気が待っております。そう、この感じはもはやお雑煮なのだ！餅のような粘り気と旨味がこの麺の最大の魅力なのです。咀嚼時間は粉感というか、いい意味での小麦の風味も余韻に残してくれます。
あ、失礼しました。すっかりメニューの説明を失念しておりました。

注文したのは「特製塩らーめん」、メニューには塩しか存在しません。違いはトッピングのみで、特製には海老わんたん、味玉、肉増しが加えられます。化学調味料は不使用で、旨味は鶏手羽、浅利、羅臼昆布、鰹節など自然の旨味成分をたっぷり配合。塩気に頼ったような味付けではなく、バランスのいいスープになっております。

ミネラル豊富な塩、飲めるほど美味しい料理酒、三つ星レストランでも使われる魚醤、などスープにも一切の妥協がありません。これだけの存在感の麺にあっても負けぬクオリティ、というか粉感のある麺がスープがいい感じに吸ってくれております。

こうなればトッピングのレベルの高さは予想がつきますよね。バラ肉の脂は太めな炭水化物と相性は疑いようがなく、メンマにはほんのり酸味を加えてアクセントをつける。少しハードな味玉は濃厚な味わいに染まり、海老のワンタンは麺とのコントラストを作るようにちゅるっととろけます。いやぁ、これは唯一無二の新感覚なラーメンとの出会いになりました。これもまた屋号の通り、麺の新しい未来の提案なのでしょうか。美味しかったです、ご馳走様でした！

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純手打ち 麺と未来
東京都世田谷区北沢3-25-1 シャトルヒエイ1F
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