このタンとロースはここでしか食べられない！@東京園

「電話してくるのはうちを知らない人よ。」銀座にある焼肉店『東京園』のお母さんの言葉。そう、東京園は予約のハードルが高いお店なのだ。月に一度予約の電話を受け付ける日を設けているが、それを知らずにとにかく電話がなり続けます。受話器をあげてしまえばいいと思うほどに。笑　場所は銀座と紹介したが、古き良き時代の風景を残す「三原小路」にあります。最近は肉割烹などコース仕立ての焼肉全盛だが、ロースターで自分で焼くという焼肉の「原点」のようなものをを思い出させてくれるお店でもございます。

名物は「タン」と「ロース」。
分厚くカットされたタン、存在感に反して一瞬でお皿からなくなっていきます。とにかく癖になるのだ。ごま油の香りとニンニクが生み出す強烈なパンチ力がとにかく癖になります。完全なパンチドランカー状態で、これにハマってしまうと他のタンが食べられなくなるかも。笑　

ちなみに、タン塩はソースものを頼んだ後には戻れない。後悔することなく心いくまで食べてほしいのでこの注意点は覚えておいて。参考までに今回は男６人で頼んだタンは１２人前でございます。笑

そして飲めると称されるのがロース。真ん中に肉を盛るように乗せて、蒸し焼きの要領で肉に火を入れていくのがコツ。そして、ロースを頼む時は一緒にライスを頼むも忘れずに。甘めでジャンクな味わいにご飯が欲しくなることは確実です。笑　

飲み物感を強調するのためにレアめの火入れがオススメ。と言っても、生では食べちゃいけませんよ！そういう時代でございます。白米に乗せて食べると、濁流のように全てを飲み込み、ご飯までも同じ飲み物になってしまうから不思議。このロースは東京園でしか食べられぬ名物肉でございます。ちなみに、ロースも１２人前注文しております。笑

まだまだお腹に余裕があるという人はハラミもオススメ。飲み物のポジションはロースにとられてしまいましたが、これもそれに準ずるものがございます。柔らかさは絶品で、脂の旨味とタレの味わいが一体化して胃の中に収まっていきます。

東京を代表する焼肉、その名も東京園。これを味わいたいなら、ちゃんと予約日に電話しましょう！ご馳走様でした。

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東京園
03-3571-1680
東京都中央区銀座5-9-5
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002566/